アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

一之輔・文菊二人会@三鷹

2015-05-13 06:00:14 | 落語


さて、The菊之丞の翌日は三鷹で、一之輔・文菊の二人会だった。会員になっている関係でよく来るホールだが、落語にはちょうどいい。例によって満員御礼。例によって終演時刻は未定。


 例によって森本さんの軽妙なアナウンスで携帯の注意などが始まり、適度に暖まったところで、開口一番。なんと二日続けてふう丈だ。
 前日は転失気だったが、着物も替えて今日は「たらちね」だった。こちらの方がこなれていた感じだが・・・やはりそれでも長い・・・うーむ。

 そしてまずは一之輔の登場。まったりとしたマクラから始めたネタは・・・おっ、「堀之内」だ。なんかこの噺自体、久しぶりだぞ。
 かつて圓蔵が得意にしていたが、これはこれでメチャクチャおもしろい。さすが一之輔だ・・・数々のクスグリが強烈に爆発する。

 すっかりやられてしまったところで、文菊の登場。何を始めるのかしらん・・・おっ、これは、「大工調べ」じゃないか。
 文菊の啖呵ってどんなもんだろうか・・・うーむ、なかなかいいが、残念だったのは、啖呵に至るところまでがやや冗長に感じたところだ。


 もちろん、いい出来ではあるんだが・・・というところで中入り。中入り後も森本さんのアナウンスが入り再開だ。
 まずは文菊の登場。稽古屋のマクラから入ったのが・・・「あくび指南」だった。文菊の女はいいが、そこを強調する演出がこのネタで奏功していたかどうかは議論になりそうだ。

 そしてトリの一之輔の登場。さてさて・・・と思っていたら、「百川」を始めた。彼の百川は以前も聞いた記憶があるんだが・・・
 百川の奉公人の百兵衛さんと河岸の若い衆の起こすああ勘違い物語・・・よくできた噺であるが、このネタが「百川」という実際にあった料亭の広告のために作られたというのは有名な噂話だ。

 ただ一之輔が話していたが、これは元々実話だったというのはありえないだろうって・・・確かに、ありえないだろうが、それでも広告として有効だったのは事実だろう。
 たっぷり笑わしていただいたが、終わってみれば4時40分過ぎ・・・ちょっと腰が辛かったのも事実。

 やはり小生も歳なのかも・・・
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