アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

第12回身内の小辰

2018-02-04 07:00:09 | 落語

ほぼ半年に一回のペースで実施している「身内の小辰」、今回で12回目となった。今回も小生の落語好きな仲間が集合、ほどほどのスペースでまずは小辰さんの口演から。

 

 この会、夏場と冬場ということで、ネタも選びにくいところもあるかも知れないが、演目を記録してみているが、ご本人もなかなかのご苦労もありそうだ。

 さて、注目の演目だが・・・おっ、これは「井戸の茶碗」だ。数ある落語の演目の中でも、これだけ「いい噺」はないだろうというくらいのネタ。

 

 どうかすれば、善行どころか、人を出し抜くとか、勝つためには手段を選ばずという空気がある中で、これだけ善人しか出てこない噺は今では美しすぎるかも。

 とはいえ、落語をわずかでもやる方の身からすれば、一度はやってみたい噺でもある。なんて考えながらお聞きする。

 

 むむ、この型は・・・誰の型だろう。ちょっとこれまで聞いた型とは違う。新鮮でもあり、なかなか面白い。

 ますます進化を感じる小辰さん、二ツ目としても6年目になるというが、12回目だから、二ツ目になりたてから囲んでいることになる。

 

 さて、大満足の落語を聞いた後は、お待ちかねの宴会だ。座敷での宴会というのは、今時では珍しいかも知れないが、噺家さんを囲み、囲んでいるのはオヤジたちばかり。

 何しろ、小生が最年少で、その上は10歳年上という・・・()

 

 といいつつ、お酒も飲むし料理は食べるしで、ワイワイガヤガヤ・・・皆さん元気なこと。小生があと10年生きられるかどうかはわからないが、こんな年寄りになりたいものだと改めて思ってしまう。

 気がつけば、酔っぱらい軍団の出来上がり・・・というわけで、その点では進歩も何もない輩というべきではあるが。

 

 ちなみに、小辰さんをはじめ先代小さんの孫弟子で構成される二ツ目の勉強会の「いとこの会」の30回記念の会も深川江戸資料館で224()に開催される

 こちらもこのブログの読者の方でご興味がおありの方がいらしたら、ぜひお問合せをお願いしたい。参考までにご連絡先は「いとこの会 itokoe105@yahoo.co.jp 」まで。

 

 また次回は夏場に・・・ますます楽しみである。

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2 コメント

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井戸の茶碗 (もののはじめのiina)
2018-02-04 12:15:13
三遊亭金時師匠の、「井戸の茶碗」を聴きました。

いつ聴いても、いい噺ですねぇ~。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/21e42fe9c038902efb1d9afd8598de20

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いい噺です ()
2018-02-04 15:05:50
iinaさんコメントありがとうございます。
本当にいい噺ですよね。この善人ばかりが出る噺というと、昨年の朝ドラの「ひよっこ」にも相通じると感じております。
今の世にこそ、必要だと思うのですが・・・
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