アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

画竜点睛

2018-03-29 07:00:06 | つれづれ

センバツ高校野球も連日熱戦が続いている。329日の試合で出場校がすべて登場ということになるが、28日の試合では慶應義塾が彦根東に惜敗した。

 

 ときに、今回の開会式では慶應義塾のプラカードがニュースになった。改めてこちらをご覧いただこう

 っていうか、写真を見れば一目瞭然なのだが・・・慶応の「応」の字が一点落ちているのだ。慶應義塾の関係者なら、「応」ではなく「應」としてほしいところ・・・だが、それはさておき、問題はなぜそんなことになったのかだ。

 

 主催者によれば、書かれた文字をシールにしてプラカードに貼った際に「応」の字の一部がはがれたのを見落としていたという

 ちなみにこの文字を揮毫したのは、滑川総合高校の書道部だという。だが小生には、このプラカードを見る限り、どう見ても最初から一点がなかったバランスにしか見えない

 

 つまりこの文字を揮毫した本人がうっかりして落としたのでは・・・と。ただ、その場合、その本人の責任になるし、さらにはチェック側がスルーしたことも・・・

 で、こんな説明になったのではと。ときに、この写真はたまたま開会式のときに小生がテレビで見ていて、学校によって字体が違うなあと思って撮影したもの。偶然だが、ここにも証拠が(汗)

 

 さて、これからが本題だが、このニュースを見て小生の頭に浮かんだことが二つある。まずは「弘法も筆の誤り」ということわざだ。

 伝説となっているエピソードだが、一点落とした弘法大師がリカバリーしたその文字こそ、「応天門」の「応」なのだ。まさに、この一件はそのならいになった。

 

 そして、もうひとつ似たようなことわざに「画竜点睛を欠く」というのがある。その昔、山本浩二が引退するときの記者会見で、心境を聞かれた彼は・・・

 「画竜点睛、清々しい気持ちです」と答えたことがある。このエピソードは、まさに画竜点睛を欠く事例になったのだが、もうひとつ彼のオツムのレベルも・・・(汗)

 

 ということは、今回のこれは発表通りでなければ、「応」という字を知らなかった・・・のかも。

 ちなみに慶應義塾の試合は、4-3という接戦で敗北したのだが・・・まさに一点が足りなかったという皮肉な結果になったようだ(苦笑)

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