メインはお蕎麦? かやの家の食事

いつものようにいつものごとく出掛けている定宿の「かやの家」、こちらは都内からのアクセスがいいだけでなく、食事の良さも魅力である。


　こちらの食事は、山の幸に徹していてヘルシーなのが特徴で、少しずつ多品種の料理がいただけるのがポイントである。
　まずは、先付だが、写真でわかるかと思うが山菜を中心にしたものがたくさん並ぶ。これをつまみながら、生ビールなどをいただく。

　さらにはサケのサラダとかも出てくる。またジャガイモのすり流しとか、しのぎのタケノコ寿司とか、まさに少量多品種という感じ。
　ついで吸い物としてしゃくし菜饅頭が出てくる。この饅頭がふんわりしていてまことに美味しい。ってか、いつもの料理がいつものように・・・という感じ。


　ここからアユの塩焼きが出てきた。アユ漁が解禁されてまもなくということで、まだ小ぶりであったが、天然ものは嬉しい。焼きたてで美味しかった。
　当然、お酒の方も生ビールをお代わりというのはオツではないわけで、生冷酒をいただくことに・・・


　あまりに美味しいので、お代わりしたところ、これが写真でおわかりになるかと思うが、花を入れてくれていて、一本ごとに花が違うという・・・こういうところがいかにもだ。
　さらに鍋替わりに野菜をすまし汁で煮込んだものを食べると、口直しにトマトのコンポートが出てくる。

　そして天ぷらは季節の山菜をいただける。これが美味しくないわけもなく、抹茶塩を掛けながらいただく、カラッとした天ぷらにお酒も進むこと。
　さらにお食事になるところだが、毎回250円のオプションで手打ちそばをお願いしている。正直これがメインってくらいに楽しみである。


　デザートもバッチリで、量的には重くなく、むしろもう少しいけるかなぐらいな感じで、よくあるような動きたくなくなる感じはない。
　毎回、ほとんど同じパターンであるが、いかにも身体にもよさそうな佇まいで・・・これはこれで嬉しいし、部屋食なのもありがたい。

　さらに、お夜食のおにぎりもいつものように・・・となると大満足だし、お約束って感じが嬉しい。
　しいて言えば、お肉とかお刺身もあってもいいかな・・・という気もするが、コスパのいいお宿だけに、オプションで追加料理の設定があってもいいかもって。

　なお、翌朝の食事も絶妙のボリュームで満足したことをお伝えしておきたい。