アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「岩の湯」のもてなしにも変化?

2024-05-16 06:00:00 | 日本秘湯を守る会

仙仁温泉「岩の湯」は日本一予約の取りにくい宿と言われている。基本1年前予約なのだが、逆にいえばそれだけ魅力があるお宿ということになる。

 

 温泉の方は前稿にて紹介した通りだが、やはり特筆すべきはスタッフのもてなしだろう。駐車場に到着したところから、チェックアウトした後、車が見えなくなるまで見送ってくれるまで、どこを切り取っても気持ちよく対応していただける。

 回数を重ねているため、何人かのスタッフさんと顔なじみになっていたりする。

 

 こちらの宿は「ここへ宿泊することが旅の目的になるような」お宿になることを目指しているという。

 その意味では成功しているというべきかなと。少なくともこの点は、初めてきたときからまったく変わっていない。

 

 お宿の館内は、オシャレだったり、落ち着いていたり、なかなかセンスのよい調度品がちりばめられていて、いわゆる映える写真が撮れる

 貸切露天風呂を待つ間、ハンモックで遊んだり、休むことのできるスペースもある。このあたりも隙のないところである。

 

 大浴場の前の休憩場所には、冷やしたミニトマトやリンゴがカットされて置いてあり、自由にいただくことができる。

 こうしたもてなしは嬉しくなるし、スタッフさんも邪魔にならない範囲で声かけしてくれたり、質問にも誠実に対応してくれる。

 

 ただ、こうした変わらぬ部分の一方で、さすがの岩の湯もコスト圧縮に踏み切った? と感じるシーンがあった。

 それが夕食である。お品書きからみれば、ほとんど変化はない。だが、例えばお造りでも、少しずつコストカットしてる? みたいに感じてしまった。

 

 もちろん、元々のレベルが高いので、決して安物になったわけではないのだが・・・逆に朝食については、特段の変化は感じなかった。

 このところ、秘湯のお宿でも価格の上昇が相次いでいて、しかたないなあと思っているが、価格を変えずにコストカットというのは評価が分かれるところかも知れない

 

 もちろんのこと、今回の印象はあくまで個人の感想であり、今後どう変化していくかはわからないのだが・・・

 とはいえ、今回も来年の予約をして帰路についた小生、今年はまた秋におじゃますることになる予定だ。

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