アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

どういう神経なのか・・・

2022-04-19 10:59:33 | つれづれ

いやはや、それにしてもこれはありえない・・・ニュースで話題になっている吉野家の常務の早稲田大学での講義での発言だ。

 

 若い娘を狙った「生娘をシャブ漬け戦略」とか、「田舎から出てきた右もわからない若い女の子を無垢・生娘なうちに牛丼中毒にする」、さらに「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、絶対に食べない」など・・・

 これぞ不適切発言の見本みたいなネタだ。

 

 その場の雰囲気でウケを狙って・・・とか、酔っぱらっていて・・・とか全体の話を見ていただければ・・・とか仮に言ったとしても、ありえないレベルだ。

 そもそも「生娘」という言葉自体が浮かぶだけで終わってるだろって・・・人物の固有名詞もすでにたくさん上がっているが、この人物の頭の構造が知りたい。時代劇レベルの前近代的なものだ。

 

 控えめに言っても、この言葉の中に「女性蔑視、地方蔑視」は根強く息づいているし、もうひとつ、自分の会社に対するコンプレックスみたいなものも感じられる。

 「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、絶対に食べない」というセリフは、「奢ってもらう」という言い回しもひどいが、「絶対に食べない」は吉野家従業員全体に対する侮辱としか思えない

 

 小生が生まれて初めて、吉野家に連れて行ってもらったときの思い出を、以前記事にしたことがある

 商品としては大衆向けであることは衆目の一致するところだろうが、それは卑下するようなものではないはずだ。

 

 吉野家の職員のほとんどの人は、おそらく「よいものをより安く」と誇りを持って頑張っているはず。そんな現場での頑張りを一発でフイにしてしまう強烈なものだ。

 吉野家は、この彼を辞職させてはいけない、解任にすべきだ。お客様と職員に対して示しがつかない。~この記事を上げた直後、さっそく、彼は解任になったようだ。当然の対応であろう。

 

 そうそう、これを機ににこるんもCMを下りるんでは・・・と予想するが、すでに新CMの発表会の中止などの影響も出ている様子。

 おそらく、この問題はそんな簡単に収束するようなものではないはず。それほどにひどい発言だと感じる。

 

 しかし、おそれ多くも、こんなありえない発言をする人間が、常務でいることもすごいが、平社員だったとしても許されないはず。

 吉野家って・・・と思わざるを得ない。

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4 コメント

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またしても出た、地球的危機の最中「確信犯」 (大石良雄 おおいしよしたか 本名)
2022-04-19 21:04:24
拝啓 お師匠様には本当にタイムリーな話題の提供に心より感謝し、冷静沈着に参加させて頂きます。
*「ウクライナを核とする地球的危機の最中、世界に赤っ恥さらす大戯け野郎」
当初自分はこの「吉野家の重役大先生閣下」が、事前制作されていたはずの脚本を読まず全てアドリブで人気取りを気取ってしゃべくった大戯け話 と考えておりましたが、どうも違っていた様子です。結論は「確信犯」であったと断言できます。
*「近年、やたら放言狂言が目立つ=あらまそうだかミッチーよっちー親子そろって空馬鹿政治屋、他人様惹き殺しといてクルマに罪擦り付ける上級国民様、広島ド田舎の市議風情の分際で、国や航空会社に喧嘩売る勘違い狂市議 等の恐ろしさ」
共通して言えます事は「全て平民では無くおでぇ官様他上級国民様」ばかり。つまり日々日頃先生先生等とおだてられ、上から目線の世間知らずだからこそ「事態の状況を読めない頓珍漢な方言をほざく」と考えられます。しかしながら、、、大変恐ろしい事に「確信犯の場合、あえて線香花火を江戸の大火にする」ごとく知ってて放言する輩がいる=まさにこの「吉野家の重役退屈男」こそその典型と言えます。まぁ日頃本当に暇で退屈していた時に、たまたまお呼びがかかり日頃腹に思っていた本音が飛び出してしまった と言う事でしょう。
*「時代劇の見過ぎも此処まで来ると笑えない どうしても病院送りして頭の中身を強制検査すべき」
何?「田舎から出てきた左右も解らぬ生娘のシャブ漬け戦略」だと? これはちょっと聞き捨てならぬ処か充分に犯罪、名誉棄損レベルの話であり刑事事件案件でしょう。そもそもこういう言葉は時代劇でもなかなか現在使いづらいフレーズであり、スポンサーにクレームが行く案件ですね。怖いのはこの「吉野家重役退屈男」がこれを「受ける!!」と思って確信犯的にPA=大衆伝達拡声した事。こういうとんでもねぇ男を重役にした吉野家ってぇ会社は大丈夫なのでしょうか? なにか聞けば数時間前にクビにしたとかしねぇとか、、、「当社とは一切関係ねぇ」で逃げ切れると思ったとしたら吉野家も恐ろしい会社ですね。このままでは到底おさまらないでしょう。どういう神経なのかを通り超えています。
*「ウクライナの危機の中、日本に非難された方々のドサクサに紛れ、その最中に便乗しての悪行ならば万死に値する大罪」
この卑怯なやり方は絶対に許せない。世論の目がウクライナ危機に向いている最中、ドサクサ紛れにスカートの中を盗撮しようと言う変態行為に等しい愚行であり許せない。我々、お師匠様も御訪問の皆様ももっともっと怒り怒らなければなりませんね。
場合によっては会社の危機にまでなる恐れもある。
*「絶対に商売人になれない人種=小役人、おまわり、そして教師 と言うのは正に正論正解真実」
もはや正解以外には無い正論であります。我々は決して心から頭を下げている訳では無く、仕方なく便宜上そうしている場合も当然在る 此処を解っていれば決してこういう愚行や勘違い発言は無いと少なくとも自分は確信しております。ぜひ民間人として真の苦労を知るお師匠様やご訪問の皆様の厳しいご意見ご指摘をお願い申し上げます。  敬具
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大石さまいつもありがとうございます ()
2022-04-20 12:15:47
「全て平民では無くおでぇ官様他上級国民様」~この言葉にいろんなものが集約されているような気がします。
今回、当のとんでも役員は解任になったようですが、逆にいえば吉野家自体はしばらく影響を受けるだろうと・・・辞めさせましたので関係ありませんでは済まないかと。
大石様ご指摘の通り、真の意味で商売人になれない人種が偉そうにはびこるこの社会が問題の根本かもしれませんね。
返信する
批判非難ばかりでは無く、では我々ならどうしたか? (大石良雄 おおいしよしたか 本名)
2022-04-20 15:12:43
拝啓 お師匠様にはご多忙の中返信ありがとうございます。もう一度だけお許しいただければぜひぜひ再び参加させて頂きたいのですが、
*「ではもし、我々が同じ立場で講演依頼された場合、どんな言葉表現をしたのか?」
おそらくお師匠様も自分もまずこういう表現=フレーズを用いたはずですね。
*「吉野家の牛丼ファンは若いお客様が比較的多く、例えとして=出来た彼氏が高級レストランに連れて行くと言われたら、どうしても若い女性ならそちらに行ってしまうと。しかし吉野家としては何とかそれを引き戻したい」「この為には今回企画新発売の商品にて、若い女性客の心に忘れられぬ強い印象を残す=そういう戦略をたてた」「言うならば、都会に出てきて初めて吉野家に来て下さった若い女性客を、高級レストランなどに心を奪われる前に、何とか吉野家の味を知り覚え再びリピーターになって欲しいと。更に貴女の彼氏同様に忘れられぬ強い印象を残したいと心より願うからです」と。
おそらくは、お師匠様も自分もこういう感じで訴えるでしょう。
*「世の中は全てセンスの良さで決まる センスとは?才能実力のひとつ下に位置し、どんなに努力しても身につかない天性のものだから」
お師匠様は「落語」自分は主に「音楽」でしたが、共通してエンターテインメントの王道ですね。つまりセンスってぇものはやはり日頃エンタメやカルチャー等に勤しみ親しみ、銭金勘定ばっかししている銭の亡者や守銭奴等には決して身につかないものだといえます。また幾ら名門大学院を首席で出ようと何をしようと「エンタメカルチャーを解らぬ文化的野蛮人には解らない身につかないのがセンス」ってぇやつなのです。お師匠様の周囲にもおられませんか? 物凄く高い背広ネクタイ高級腕時計、金ぴかに着飾りながらも「何かこいつダサいなぁ」と。
しかし本当に安物であっても「何かこいつイイセンスしてやがんなぁ」ってな輩も多いのですね。
実はこういったセンスの在る者ってぇ、落語でも音楽でも「大ヒットとは言えないものの、長ーーく生命を保つことが出来る=つまりその世界を泳ぎ切る事が出来ているのです不思議と。特に音楽などは好例で「音大や専門学校とは無縁、半独学や苦学して人間関係で身に付けた技術で何時の間にか立派になっていた」ってぇ人もいるのですね。実は「言葉遣いも文章表現も全く同じ」でして、もうこれは「落語の世界そのもの」かもしれません。ましてや「パブリックな、公衆大衆若き大学構内の中でセンスの欠片も無い異常暴言を吐く」様な吉野家の重役退屈男は、おそらくダジャレもジョークのひとつも言えない、TPOに乗じて適切なアドリブも出来ない精神的幼児なのでしょう。まぁ意外な場所で馬脚を現して頂いた訳で、世間も少しは勉強したでしょう。
今後吉野家は「お師匠様や自分等にご依頼」頂けたら、ぜひご期待に添いたいと頑張ります。
今回はお師匠様にはこうした機会を頂き、心より感謝いたします。 敬具
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重ねてありがとうございます ()
2022-04-20 15:35:32
大石さま
さすがに、よーくわかってらっしゃる。
我が意を得たりの講義イメージです。
小生ならば・・・ということで書かせていただくと・・・

我々吉野家のマーケットを生活シーン別に仕分けると、「普通の日」の食事になります。これに対して、高級フレンチは「ハレの日」の食事と整理されましょう。我々は、ハレの日でなく、普通の日の食事として身近で美味しいものを提供していくことで、実績を上げていくのが目標となります。つまり、普段の生活の中で頭に吉野家が浮かぶようにイメージを構築していく必要があるのです。
といったところでしょうか・・・
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