以前から書いているが、小生にとってお気に入りのお宿の条件は、温泉もさりながら、スタッフさんたちのESの高さが感じられることである。
もちろん、CSの方が問題だろうっておっしゃる向きもあろう。だが、個人的見解でいえば、ESが低くてCSが高いという組織は不健康であり、ESが高くてこそ自然な気持ちいいもてなしが受けられるというのが持論だ。
以前書いたことがあるが、こちらのお宿は川の湯の入口近くに食事処がある。
そこで夕食前に働いている、スタッフの皆さんの会話が聞こえてくるのだが、それがまことに楽しそうなのだ。
つまりお客様の前でない状態で、楽しそう・・・これは素晴らしい。当然ながら、受けられるサービスも自然体で気持ちいいものになる。
もちろん、中居さんだけでなく、お宿から駐車場への送迎をしてくださる方などすべてが行き届いている。
以前、雪の中で帰路につくときの対応に感動したこともある。こちらの自然体のサービスがこのお宿の真価だろう。
高湯温泉吾妻屋が放置プレイのよさなら、こちらのお宿は適度な距離感が気持ちいい・・・そんな感じである。
今回、食事処で変わったことがあった。ドリンクの注文がタブレットによるものに変わっていたのだ。お部屋の施設なども随時リニューアルしている様子だ。
肝心の食事の方だが、山間の秘湯の宿によくある川魚の塩焼きはないものの、山の幸に加え、お造りなども入り、バラエティに富んでいる。
そうそう、こちらの温泉は飲泉にも適していて、飲泉処もあるくらいだ。小生も一泊すると必ず飲泉させていただくことにしている。
その温泉を使った鍋が夕食に出て、朝には温泉粥が出る。これもまたくだんの温泉の価値である。このお宿の欠点は何か・・・考えてみると、山に囲まれているため、景色がイマイチなところだろうか。逆に他は隙がないと。
このお宿に、小生これまで二度招待で宿泊している。実は三回目もお願いしたいと考えている小生である。
いずれにしろ、この冬にまた宿泊する予約も入れてしまった・・・(笑)
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