小生お気に入りの「日本秘湯を守る会」のお宿というと、仙仁温泉「岩の湯」をはじめとしていくつかあるが、ベスト5には確実に入るお宿が「大丸温泉」だ。
2015年のこのときに初めておじゃまして以来、今回で11度目になる。6年半くらいでこの回数だから、ざっくり年に二回近く来ているという・・・
こちらのお宿の魅力はと言われれば、何と言っても川をせき止めて作ったその名も「川の湯」という巨大な露天風呂だ。
今も昔も混浴だが、数年前から湯あみ着が設置されて、女性の方も気軽に入れるようになったのが嬉しいところ。
この露天風呂は、上流から三段に分かれていて、冬季は最上段は閉鎖される。さすがに、今回はすべて入れるようになっていた。
今回は、いつもよりチェックインが遅かったこともあり、最下段の一番大きなお風呂の写真はいいものが撮れなかった。
そのため、トップ写真は過去のものを再録したが、温泉そのものの魅力はまったく変わっていない。
泉質は透明でクセもなく、茶臼岳の麓で、こんなにクセのないのは奇跡? という感じ。一泊で、この川の湯に都合三度入ってしまった。
貸切風呂から見たものがこちら(下右写真)・・・上から見た川の湯だが、巨大さが見えようという・・・この貸切風呂にも一泊で二回入り、内風呂と合わせて、お風呂三昧となった。
このお宿の歴史は古く、乃木大将もよく利用していたという。館内には往時をしのばせる写真もあり、今と同じく、巨大な露天風呂がウリだったことがわかる。
小生お気に入りのお宿には、巨大な露天風呂を売りにしているところがいくつかあるが、こちらのお風呂は、その中でもトップクラスのすばらしさである。
岩の湯ほどではないが、こちらのお宿も人気でなかなか予約も取りにくい。とはいえ、それを乗り越えて行きたくなるのはこの温泉のすばらしさがあるからだ。
過去を調べてみると、この季節や冬のシーズンに来ていることが多い。別に夏や春はどうも・・・という訳ではなく、他のリピートお宿と調整して・・・という結果。
個人的にはこの時期より少し前に来て紅葉を愛でたいとは思うのだが・・・
もちろん、素晴らしいのは温泉だけではない・・・というところでいつものように待て次号(←誰も待ってないような・・・)