アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

手紙書けない小学生が半数!

2013-07-28 06:00:33 | つれづれ
皆さんが最近手紙を書いたのはいつのことだろう。年賀状とかを除くと、そういえば書いてないなあという人も多いのではないか。

 かくいう小生も冷静に考えると、最近あまり書いていないことを思い出した。というところで、こちらの記事をご覧いただきたい
 なんと「小学5年生の約半分が手紙の書き方を知らない」という驚愕の調査結果である。いや何も、挨拶の言葉など難しいお約束ごとがわかっていないというのではない。「はがきのどこに自分と相手の名前や住所を書くか」という質問なのだ。


 誤回答で目立ったのは、自分や相手の住所と名前の位置が逆の「先に名前を書いて後に住所」というパターンの間違いという。
 考えてみれば、これってメールを打つときの感覚に近いのかも。

 しかも、中には相手の住所・名前を書くべき位置に自分のを書くと思っている児童も0・8%いた。むむむ・・・こうなると手紙を書いた経験どころか、もらった経験がないのではないかって気になってくる
 小生がうら若き青少年の頃は、手紙を書くというのは生活の中に入り込んでいた。修学旅行で知り合った長野県の人と文通していたこともある。

 また大学生になり、OB宛の手紙など、たくさん書かされた。コピーは失礼だし、当時は印刷などありえないから、人海戦術で書いた。
 おかげで、時候の挨拶から始まって結びの文章まで、お約束事は一通り体に染みついた。が・・・当時はそれって、きわめて普通のことだった。

 しかし当時でも、「拙文を認めております」と書いたものの、「せつぶんをみとめております」と読まれたこともあった。今なら、読めないと思った方がよさそうだ。
 逆にいうと「あけおめ」「ことよろ」というフレーズを初めて聞いたときのカルチャーショックはすごかったが、今ではそれがさらに、手紙からメールになっている。

 「拝啓、暦の上では秋となりましたが、まだまだ残暑厳しき中、○子さんには益々お元気のこととお慶び申し上げます。」なんて手紙を、すでに中学生の頃に、文通で書いていた小生からすると、時代を感じてしまう。
 あと20年もすると手紙自体が存在していないかも・・・


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2 コメント

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メールのような文章 ()
2013-07-28 15:26:35
shimaさん
いつもありがとうございます。手紙はもちろんのこと、会社でのビジネス文書もメールの影響で、様式がメチャクチャになっている気がします。会社で、上司から文章をいっぱい直されたことは、今となれば貴重かも知れません。
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パソコンのメールさえ (shima)
2013-07-28 09:15:13
手紙もはがきも「書いたことがないまま」大人になる、ってこれから普通のことかもしれませんね。
そういう私も、暑中お見舞いのためのはがきって買わなくなりました・・・。
「携帯のようなメール」しか打てない社会人も増えてきている気がします。
署名もなくて「誰?」と思うような。
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