アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

数取り団の話かな

2006-02-04 07:36:43 | 薀蓄
小生、確実にオヤジだなあと思うことが最近多い。そのひとつがいわゆる薀蓄系の話を語るようになったことだ。また、古いことわざなどに詳しくなったこともそうだろう。

 ときに、皆さんは次の物の数え方がすんなり出てくるだろうか。イルカ・ブリ・タイ・サンマ・タコ・イカ、えっ、みんな匹だって・・・?
 声に出して読みたい日本語という本が話題になったが、それがキッカケというわけではないだろうが、最近日本語ブームともいうべき本が多い。

 われわれが英語で面食らうのが、複数形や助動詞の変化だったりするわけだが、外国人にとって、日本語はもっと複雑怪奇なものと見えるだろう。
 なにしろ、冒頭の例で言えば、イルカは魚でないから別としても、形や大きさに合わせ、魚だけでも匹や本、はたまた枚まで使う。

 イカにいたっては、杯である。もうこれを理屈で覚えろというのは不可能に近い。さらに同じ単位であっても、本なぞはさらに不気味だ
 1本は「ポン」だが、2は「ホン」で3は「ボン」、4と5は「ホン」だが、6になるとまた「ポン」という・・・おおい、ルールは何だよって(汗)

 そう考えてみると、我々は何の不思議もなく使っていることがすごいなあと・・・というところで、次の言葉の数え方もやってみていただきたい。
 十二単 / 盛りそば / 山 / 蚊取り線香 / 寄付
 ~解答は(具/枚/座/巻/口)

 そういえば、兎は1羽2羽と鳥の数え方なのだが、理由はご存知だろうか。これは、獣の肉食を禁じられている時代に、兎を鳥と偽って食べたことに由来するのだ。
 つまり、これは獣ではない。「ウとサギ」という鳥「なのだというシャレである。そういえば、猪も山鯨なんて言っていた。こちらはともに頭だからいいが・・・

 なんにつけても、ものの数え方は深い・・・小生もなんとか一人前になりたいなあ。あっ、これも数え方か(汗)
 ときに、こんな本も出ているようだ。おもしろいかも。



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4 コメント

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Unknown (ゆきこママ)
2006-02-04 22:04:12
イルカ・ブリ・タイ・サンマ・タコ・イカ

知っているのは、イカの杯だけです。



十二単 / 盛りそば / 山 / 蚊取り線香 / 寄付

これも、盛りそばの枚だけ。



高校生の時、留学生の子に、「本」の言い方を教えるのに、どうしていいか分からなかったことを思い出しました(笑)
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難しいですね ()
2006-02-04 23:44:21
ゆきこママさん

難しいですよね。こういうの・・・

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1本、2本、3本 (すぽっと)
2006-02-05 16:27:18
いっぽん、にほん、さんぼん。。。

これなん本?

って遊びがありますよ(笑)。

指で1、2、3、と数えるように相手に見せて「いっぽん、にほん、さんぼん」。

で、次のは何本でも良いのですが、例えば5本の指を全部広げて「これ何本?」。

その「何本?」を「なんほん?」と言うか、「なんぼん?」と言うかで答えは「にほん」か「さんぼん」。でも「これなんぽん?」と言っちゃうとバレちゃいます(笑)。





。。。わかったかな。。。?(汗)



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日本人ならではの ()
2006-02-05 22:50:10
遊びですな、外国の方には意地悪な遊びになるかも
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