フィギュアスケート、グランプリファイナル雑感

もともとフィギュア好きの小生、グランプリシリーズのファイナルについてはさすがに一言・・・したためさせていただきたい。
　まずは冒頭、小生もひいきの浅田真央選手のご不幸にあたっては、心より哀悼の意を表したい。



　といいつつ、浅田真央の欠場でテレビ的にはどうかと思ったが、日曜のフリーはなかなか見応えがあるものだった。
　まずは男子だが、高橋が四回転こそミスったものの、ほぼ完ぺきな演技で飛び出した。最終的には二位だったが、心震わせてくれるようないい演技だった。

　続いて羽生だが、これまた素晴らしく、四回転の安定感ではおそらく日本の選手ではトップかなと・・・惜しくも四位となったが、フリーではこちらの通り、三位となっている。
　これはこの後の全日本選手権が楽しみだ。完全に男子四強時代が来たといっていいだろう。小生ひいきの織田君も頑張ってほしい。



　さて、日本勢のひいきを承知でいうと、優勝のパトリック・チャンの得点はちょっと出過ぎではないかいって・・・フリーの得点も高橋より上って・・・(汗)
　その点では、佐藤由香コーチのアボットの苦戦が微妙だった。ちなみに佐藤由香コーチって、個人的にはお気に入りである・・・(またタレ目か・・・)

　女子に移ろう。鳴り物入りでシニアデビューしたトゥクタミシェアがSPでは出遅れたものの、フリーで大きく巻き返しを見せた。
　順位的には四位に留まったものの、フリーでは二位と健闘した。こちらもコストナーがSPの貯金を活かし、余裕をもったフリーでもトップと完全勝利であった。



　鈴木もフリーではイマイチだったが、無難にまとめてそのまま二位をキープ。本人的には不満が残った結果かと。
　ときに、もうひとり注目してほしいのが写真の庄司だ。えっ・・・この選手ファイナルに出てたかって?　実は、ジュニアのファイナルに出ていたんです。残念ながら、６選手中６位だったんですが、彼女は昨年の全日本でも活躍していたので、今年も期待ですな。

　さあ、気持ちはこれで全日本選手権。男子は四強(高橋・織田・小塚・羽生)が抜けているんだろうが、逆にいうと一人は必ず表彰台に登れないという・・・すげえ戦いだ。
　女子は安藤がいない今年、浅田が戻れるかどうかが気になるが、鈴木・村上・今井に加え、庄司ともう一人今年は西野がブレイクすると予想する。

　実力に加え、ビジュアルもなかなかということで、マニアの間ではすでに有名になっている。(←さすがマニアだという突っ込みがきそう)
さあて、今年もクリスマスシーズンはたまらないことになりそうだ。あ、当然ながら村主も忘れてませんよ～