チャアムに戻る途中に、寺の塔を建設中の寺院
従兄の借家の近くにホテルが有るらしいと、言うのでチャアムに泊まって良ければ、そこで過しても良いと思った。
そこはチャアムの南寄りで有るらしい、電話を掛けると行き過ぎたので戻ら無ければならないと言う。
ぺッチャアプリに着いて、数回も電話していたのに情け無い話である。
午後4時を過ぎ従兄は仕事が終わっていると言う、どんな場所か楽しみで有った。
彼女がリゾートマンションの販売所で車を降りて聞いている。
海の方に大きなリゾート用と思われるビルが、2棟建ち3棟目が建築中である。
販売所の後ろに道路が有り、守衛が居るが、問題無く通してくれる。
舗装道路を走っても普通の家は無い、彼女が電話すると又行き過ぎたらしい。
舗装してない泥んこの道を進めと言う、何か悪い予感がする。
暫らく行くと右側に車の駐車している列が見える、そこに従兄の嫁が自転車で迎えに来る。
着いて暫らく歩くと、高い塀の中にプレハブの、2階建ての宿舎が見える。6棟位有るようだ。
そこの入口に守衛が居る、従兄も待って居て中に入れと言う。
中は入り口近くに雑貨店がある。それを通り過ぎるとコンクリートの水槽が見える
宿舎の横に2列で10カ所位有り水が満タンである。その向うに簡易便所が12カ所近く有る
水槽は住人が水を浴びる施設だ、宿舎の中に案内される。道から2軒目の1階の部屋だ。
部屋数は8部屋位有り、中に入ると6畳位で,敷き物はナイロンで、床はコンクリートの様だ
部屋の中は古い扇風機と小さなテレビと、寝具などしか目に入らない。
色々な飲み物とか食べる物を出してくれる、ご飯を食べて行けと言われるが、先を急ぐと断る。
外国人が来る事も無いので、ジロジロト見られるが慣れているので気にしない。
彼女がトイレに行きたいと言うが、汚れているから行かない方が良いと言う。
ホテルは、良いホテルが向うに有るから探したらと言われる。
ここからは浜辺まで遠く、高級なホテルの感じがするし、値段は高そうである。
写真を撮るのには、貧民街の様で気が引けるし、何か文句を言われそうで
1枚も取る事は出来なかった、従兄はここで6年も働いて居る、年は50歳位と思う。
出してくれる物は、殆ど手を付けなかったが、彼女は2~300バーツ位も使わせて、申し訳ないと言っていた。
タイのビルの建築現場で、こんな状態でタイ人の労働者が暮らしているとは、想像以上のショックだった。
彼女も想像していた状況と違うので、再び昨年の場所に向かって車を走らした。
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チェンマイでも建設ラッシュでして、ちょうど住処の隣に5階建てアパートの建設中です。
労働者は現場横にほったて小屋?を作り、住んでいます。女性もいますよ。彼らにとっては、そんなバラックみたいな住処でも別段気にならないようです。
工事が終われば他の現場へと次々に移って行きます。顔を見ると、さほどが山岳民族のようですね。局に文句付けられた時なんか、タイ人のIDカードがあれば安心なんでしょうね。
もっと大きな現場、デパートやホテルには、大型トラックの荷台に労働者をてんこ盛りにして送迎してますね。ミャンマー人や中国からの出稼ぎが多いように見受けられますが、正式な労働許可を取得してるのかどうかは不明です。
バンコク近辺になると、イサーン人もいるし、また違った雇用形態なんでしょうね。
彼女が話していた状況と全然違っていたので、彼女自身が驚いていました。
タイ人の話を信用すると、とんだ目に遭います。従兄は特別の仕事をしており、1時間速く終わると言っても宿舎は同じ待遇です。
建築作業員のバラック小屋に比べれな好待遇と言えるかもしれませんね。
結局、チャアムには泊まらなかったのですね。もう夕方なので次のお宿までの移動も大変ですね。