赤いTシャツが彼女の後ろ姿
彼女が眠れなく睡眠薬が欲しいと言っていた。私が日本から持って来た睡眠薬が少しと成り
彼女に分け与える事が出来なくなっていた。
私は1錠の半分を飲んでいたが、睡眠薬を飲むと寝付きが良いので常用していた。
決して中毒に成っていた訳では無いのです。
睡眠薬はタイの薬局で売っているが、彼女は危険だから医者の処方してくれた物が1番良いと言う。
それで町の公立病院で紹介状を書いて貰い、ピサヌロークの公立病院に持って行き
精神科の医師に診断をして貰い、薬を貰って来ると言う事である。
ピサヌロークの病院には朝早く行き、受付の順番を早くして貰えなければ、待ち時間が長くなるので
早朝から車で行くのであるが、駐車場は直ぐ満車と成る。
受付を済ませ精神科の待合所には、椅子が50人分位置いて有るが診察が始まる時間では
入れきれなくて、外で待ってる人も居る。
医者は5人位いて順番に見ているが、一度呼ばれても再度聞かれる事が有る。
やっと終わったと思って待っていたのにがっかりである。
変わった所では、お坊さんが2~3人何時行っても来ているのである。
悟りを開く為に修業しているのに、精神的な悩みが有るのかと思い不思議な気がした。
問診が終わると薬を貰って帰るのであるが、その時は無料と言う事であった。
町の病院に紹介状を書いて貰わなくては、無料には成らないと言う事である。
多分その頃彼女は、私の意思疎通の問題やまだ軌道に乗らない事業に悩んでいたのかも知れない。
今は電話すると節約をして生活をしていると、元気な声で話している。
私がタイに行く日を、心待ちにしているみたいである。
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