トナのボチボチ日記

アラ古稀チャリダーのrideと愛犬との生活を中心に記していきます。

年末年始駅伝考

2022年01月11日 | 雑感
年末年始の駅伝レース、ライブで見たのはNew Year 駅伝だけ。
それ以外は録画観戦。
高校駅伝はあまり興味が湧かず、流しただけ。

30日は富士山女子駅伝、これは5区のみ一生懸命見る。
拓殖大学 不破選手。やはり凄い。次元が違った。
名城大や大東文化大の選手も頑張ったけど、不破選手が際立った。
軸がしっかりしたブレないフォームで、脚が出る。返しも速く腕振りもきれい。
キロ3分そこそこで押して行けて、頑張ってる感がないのが凄い。
解説の金さんが「マラソンの世界記録出せる」と言っていたが、期待してしまう。
くれぐれも故障のないように願うばかり。

New Year 駅伝はHondaの圧勝、若いメンバーがブレーキなく走った。
伊藤達彦選手推しの私としては嬉しいばかり。
旭化成相澤選手の10㎞26分台通過は追い風の中とは言え驚いた。
今年の世界選手権や次のパリ五輪に向けて期待したい。
同じ3区の黒崎播磨田村選手、三菱重工林田選手も良い走りで、今後が楽しみだ。
1区九電工船津選手の区間賞は中央大学時代の苦労を思うと嬉しかった。

箱根は結果を知ったうえで録画観戦。
青学完勝、圧勝だった。こちらも青学推しの私としては何度も見返したくなる。

それにしてもフォームは大切だなと感じた駅伝。
素人なりにきれいだと思ったのは、
順大、三浦選手、胸を張った腰高のフォームで、しっかり引く腕振りが素晴らしいなと思う。
肩甲骨回りの柔らかさを感じる。今年は急遽の2区だったようで、タイムはもう一つだったけど、
来年以降に期待が膨らむ。
ただ、本人としての主戦場は3000障害だと思うので、まずはそちらで世界選手権のメダルを期待。
青学、近藤選手のフォームも腰高できれいだと思う。
2区最後の上りは脚が前に出ていない感じがしたけど、7分9秒は見事な快走だった。
駒沢、田澤選手はフォームがきれいだという印象はないが、前傾が凄いなと思う。
骨盤の構造からそれができると聞いたことがあるが、1歩が大きい。
今年の世界選手権から世界に飛び出してほしい。
あまり画面には出なかったけど、東洋の松山選手も同じく前傾のフォームが印象的、昨年に続いて快走で2区日本人2位の安定した結果だった。
青学、太田選手のフォームもきれいだと思った。
腕振りがいい感じで推進力に繋がっている感じがする。

ところで、気になったのは復路の駒澤大学選手起用。
特に8区の失速。
鈴木芽吹選手は故障明け、故障が本当に完治していたのだろうか?
15㎞以降の失速は故障が再発したように言っていたが、
これが選手生命に影響しないように願うばかり。
大八木監督の「勝ち」への拘りが、結果的に無理を強いたのであればその責任は大きいのでは?
何年か前、工藤有生選手が最後の箱根で失速し、
その後実業団に進んだけど早くに引退してしまったのが被る。
状況は違うかもしれないが、東洋大学の酒井監督が石田選手を起用しなかったのと対照的。

選手の保護者として考えた時、東洋や青学と駒澤、どちらに進学するかを考えるとき、
ポイントの一つになるように思った。

以上、素人なりに駅伝を見て感じたことでした。


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2 コメント

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Unknown (kimi)
2022-01-12 20:14:16
さすがトナさんの駅伝分析は鋭いです。
私的にはもう一つ、中大の吉居選手を加えてもらいたい。中大全盛期に長男が中大に行って箱根に出る!と言っていたのを思い出しました。
不破さんは大事に育ててほしい逸材、拓大でよかったのかもしれませんね。
地元のファンからいうと石田君が起用されなかったのは寂しくはあったのですが、きっとその方がよかったのでしょうね。
箱根がゴールではないですしね。
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>kimiさん (トナ)
2022-01-13 07:49:00
お褒めいただき恐縮です笑。
そうですね、吉居選手、覚悟ある見事な走りでした。
ご長男、箱根路で見たかった。
不破さん、16日も見れそうで楽しみです。
23日が中止になったのは残念。
大学の部活もあくまで教育活動の一環ですから、選手の将来を見据えるのが大事だと感じます。
何はともあれ、故障からの早い復活を切に願います。
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