昨日も今日も、河口で鴨の姿を見ない。静かすぎて寂しいが、次に夏鳥・旅鳥が来るまでの間は、さて、野の花を探してペダルを漕ぐことに。地味ではあるが群生していれば、野の花も目立ちやすい。棚尾橋下流を走っていると、地味の中でも地味な紫色の小さな花の群生を見付けた。菫です。直ぐ、頭に浮かんだのは、「山路来て何やらゆかし菫草」だ。山路にひっそりと咲く菫草のイメージだが、ここでは「川路来て何やら群れる菫草」だ。この群生を見ると、木陰でひっそりと咲く菫のイメージが崩れる。矢張り野の花ですねえ。条件が整えば力強く群生する。
走行データ D:25.38 T:1.24.28 A:18.0 M:35.4 O:105898.71
鴨が見えなくなった堤防道路を走っていると、棚尾橋近くで、
菫の群生を見付けた。
子供の頃から見慣れた花だが、どちらかというと、道端で
ひっそり咲くイメージだった。
が、矢張り野の花だから、広く明るい所に群生する力強さも持っているんだ。
上の菫の直ぐ近くに、もう少し白っぽい花を着けた菫の群生を見付けた。
大きな群生だった。棲み分けはどうなっているのだろう。