この時期、上塚橋から米津橋に向かって、自転車を漕いでいると、中々印象的な、影絵のようなシルエットの大きな木を見ることが出来る。堤防脇の竹薮の中からグ~ンと伸びて来て、道の上まで覆い被さっている。日の出前の赤い空を背景に、葉っぱを落とした裸の小枝が葉脈のようにクッキリ見える。木の名前は知らない。この木の下に鉄板で出来た祠があって、中に石の地蔵さんが祭られている。以前、車から降りて来たお爺さんが、お花を手向けて、一生懸命に手を合わせているのを見たことがある。家族が交通事故で亡くなったのか・・・。確かに竹薮の向うに、茶畑に繋がる細い道があって、堤防道路を猛スピードで走る車からは、人の出入りは見難い。ジジも気をつけねば。この祠を守るように枝を伸ばす大きな木は、夏は木陰を作ってくれる。が、見栄えなら、葉っぱの無いこの時期の、朝日をバックにした黒いシルエットが一番だ。そんな訳で、おじさんの自転車コースの名木にリストアップしようかな。
本日の自転車走行データ D:30.51 T:1.43.00 A:17.7 M:35.9 O:23659

本日の自転車走行データ D:30.51 T:1.43.00 A:17.7 M:35.9 O:23659
