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KASS-keep average social studies-社会科

チンケな独り言です。

大会へ

2008-03-22 15:56:43 | 指導
時間を見つけて、大会の様子をのぞいてみた。

男子、女子にそれぞれスポーツドリンクを用意して。

男子は1組もう負けたという。もう1組は接戦で、一進一退。

女子とも話をしようと、探していたが見つからず。
しばらくすると、女子の方も私にお礼を言うため探してくれていたと判明。
「ありがとうございました。」

この一言のすばらしさ。
かわいい生徒たちに今日も感謝。
いつも心が洗われます。

休みに見えても

2008-03-22 07:50:59 | 指導
土曜日は休みですが、実態はそうでもありません。

部活動の練習や試合があります。
書類事務があります。
生徒会の委員会活動があります。

生徒は「仕事がいっぱいで休みがない」とぼやきます。
大人になっても同じですよ、みなさん。

休みを休みにするには、それまでにどれだけ仕事を先に進めているか、が大切です。

自分自身に耳が痛くなるほど聞かせたい言葉ですね。

まだまだ続く

2008-03-21 22:30:35 | 指導
書いても書いても終わらない、下書き地獄。
文例集にあてはまるパターンばかりではないです。

とにかく、少しでも、生徒の個性や成長が伝わるものにしたいから、真剣勝負です。

しかし、管理職からの赤ペンが厳しく、精神的につらいものがあります。

負けじとがんばるしかありません。

通知表の作成

2008-03-20 00:05:58 | 指導
眠れない夜が続きます。

評価、評定がそろい、行動評定が決まり、出欠席の計算が進み、所見の下書きを終え、ただいま通知表に所見を記入しています。
学年主任がスタンプ押しをすべて済ませてくれているので、ずいぶん楽です。

それにしても、いったい何文字あるのでしょうか。
腕が、指が、軽く震えています。
集中力も続かず、ミスが増えてきます。

もともと字を書くことはとても苦手です。
妻が、私の実家から、少年時代の切手収集帳を見つけてきて、その中に書いてあった小学生の私の字をおよそ1週間くらい笑い続け、知人に見せては笑いものにしていました。
コンプレックスがある部分なので、あまり触れてほしくないのですが。
通知表の所見を書くなど、精神的に追い詰められてしまう、もっとも苦手な仕事です。
下手でも丁寧に書こうとして、ますます下手だったりして、悲しくなります。
一枚書くのに、いったい何分かかるのでしょうか。

今夜もまだまだがんばります。

夢を追いかける

2008-03-19 20:51:03 | 指導
夢の実現に、住んでいる場所など、関係ないのでしょうか。

私の勤務校は、山間部にあります。
公共交通機関は、わずかなバスのみ。
バスで無理なく通学できる、という範囲にある高等学校はひとつだけです。

公立校の学区割では、通学圏内とされている高等学校普通科はいくつかあります。
しかし、実際には、それらの高等学校のほとんどが通学困難な状況にあります。
保護者が自家用車で通学させる、もしくは最寄りのバス停や駅まで連れて行く、という方法以外は、通学が大変難しい状況にあります。

自転車で行くことができる、だろうと思われる最寄り駅も、かなり遠い位置にあります。
その駅から無理なく通学できる、という範囲には3つの高等学校があります。
しかし、これらの高等学校は、すべて学区外の高等学校なのです。

県の教育委員会はこの実態をどう考えているのか、さっぱり分かりません。

保護者の都合により、生徒の進学先を決定しなければならない、というのが現実です。
仕方のないこと、と言えば、それはそうかもしれません。
あれだけ「生徒の夢の実現」をうたい文句にしながら、この現状はどういったものなのだろうか、と。

そんな事情に負けず、一生懸命伸びようとする生徒に育てたい、そう思っています。

道徳にて

2008-03-19 17:18:21 | 指導
恋愛について。

人と人との、人間関係の延長線上にあるもの。
真剣に考えるべきことだということ。

優しさ、思いやり、といった人間関係の基本がなければ成立しないもの。

イメージ先行で、恋に恋していそうな年頃だからこそ、真剣に考えてほしい。
好きな人と自分と。
二人だけの関係のように思えるけれど。
本当はたくさんの周りの人と関わっていることを忘れないでほしい。

人間関係のマナーは、恋愛のマナーでもある、ということ。

メッセージ

2008-03-18 06:56:37 | 指導
言葉と、気持ちの、伝わりにくい時代になっています。

自己中心的な考えから、どのように脱却しているか、が、伝わる、伝わらない、のちがいにつながっていると思います。

自分自身を他者からの評価によって客観的に見つめることが、なかなか難しいものです。

「自分は努力している」
「こんなにがんばっているのに」
自分自身で、自分自身を評価するとき、結果がともなわなくても、こういう言葉が出てきます。

しかし、結果が出ていないということは、他者からの評価を得られないということになります。そうすると、これは「自分ではがんばっているつもり」という、「可能性」が出てきて、実際には周りから見ると大して努力をしていないということもあり得ます。
逆に、結果はまったく出ていなくとも、周りの人たちが見て明らかに努力が分かる、ということもあります。この場合、本人は努力と結果のギャップに苦しむことになるはずです。
前者は自己中心的な考えをまだ脱却できていない人に多く見られます。

なんとかメッセージを伝えたい。
たとえ、伝わらなくとも。
そのためには、言い続けるしかないでしょう。
それがこの仕事の大切なことなのだから。

初心に還る

2008-03-17 07:02:44 | 指導
「朝一番に来て、夜最後に帰れ」
「仕事ではない、誰かがやらなきゃならんことをまず自分からやれ」
「分からなくても、忙しそうな人を手伝え」

新規採用で、臨時採用経験もなかった私に、先輩が言った言葉です。
いつのまにか、自分の行動原理は、ここから少し外れてしまっていました。

3年生の卒業とともに、2年生は実質的な最後の1年間を迎えています。
彼らの社会人としての資質は、この最後の1年間にかかっています。
今、高等学校に、生徒指導的な成長を求めるのは、地図なしで砂漠のオアシスを探すようなものだと思います。
一部、そうではない高等学校もある、とは思いますが。
義務教育を終えたら、「一人の社会人」です。
今は、世の中が、高校生に社会人であることを求めていないのに、彼らの行動を批判することが多いのではないでしょうか。
中学校が、中学生のうちに、卒業後は社会人なのだということをもっと伝えていくべきだと思います。

教育が乱れれば、社会が乱れる。
紀元前から分かっているはずのことです。

まずは指導にあたる自分自身が初心に還ることから始めたいと思います。

もし

2008-03-10 23:19:24 | 指導
寝台特急や宿泊タイプのフェリーなどを生かした修学旅行ができれば、貴重な体験ができるのに、などと考えます。
翌日の時間もほぼ一日フルカウントで使えます。
2泊3日を3泊4日にすることができるのですから。
その1泊の時間はどれほど貴重なものとなることでしょうか。
しかし、現実には引率教師の拘束時間などに問題が生じるでしょうね。
可能なら、山口から東京への修学旅行ができるということになりますか。
行きにブルートレイン、帰りに航空機と、スロースタート、ファストエンドですね。

博物館

2008-03-10 16:38:22 | 指導
授業はもちろん大切です。
しかし、それだけでなく、もっと、生徒はいろいろな機会に触れるべきだと思います。
国立、公立、その他を含め、美術館、博物館、資料館、遺跡、史跡、名所、旧跡、劇場など、多くのものが国内にあります。
いったいどれだけの小中学生がこれらの施設を活用しているのでしょうか。
もったいないと思います。
国立や公立の場合、税金が投入されているわけです。
学校に子どもを閉じ込めて、ゆとり教育だといって授業内容を削るのなら、その分浮いた時間でこういった施設へ連れていく予算を立てればよいのに、と思いました。
だらだらと教育するのは、時間もお金ももったいないと思います。
しかしまあ、現実には難しいでしょうね。
だから、選択などの生徒を集めて、休日に出かけるという程度でしか利用できないのですが。
その選択教科もそのうちなくなるということです。
ころころ教育を変化させて、何がしたいのでしょうか。
現場としては、迷わず指導していくだけですね。

写真は交通科学博物館です。(大阪、JR弁天町下車すぐ)
「結びつき」について学ぶことができる、すばらしい施設だと思います。
親子連れが多くいましたが、すべての親が子どもを連れてくるわけではないでしょう。
鉄道だけでなく、自動車、船舶、航空機まで紹介されています。
よい施設ですよ。