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KASS-keep average social studies-社会科

チンケな独り言です。

離任式

2008-03-31 21:00:31 | 指導
離任式でした。

結局、いろいろなことを話してしまいました。
涙はでなかったかもしれませんが、心では泣きっぱなしでした。

うまく、話ができたかどうか。
泣きそうになるので、つまりつつ、途切れ途切れに、言葉がこぼれていきました。

別れを通して、生徒の成長につなげることができたかどうか。




2年前、完全にやる気をなくしていた私が立ち直れたのは、あなたたちに出会えたからです。
あなたたちに出会えてよかった。

本当に、ありがとうございました。

WE CAN DO IT! ~一致団結~

2008-03-31 04:52:40 | 指導
ただいま午前4時37分。

本校での勤務日、最後の一日です。

今年度の学級目標は、英語でした。
実は私は、英語があんまり好きではないのですが、それはともかく。

WE CAN DO IT!
~一致団結~

これが今年度の学級目標でした。
なんて訳せばよいのだろう、と4月の私は悩みました。

「わたしたちはやればできる!」
「ぼくたちにできないことなんかない!」

そんな意味に思えました。
(ええ目標やんけ~)と心から思いました。

1年が経ち、3月の終わりを迎えて、どうだったのでしょうか。

私は、本当に、目標に向かって努力してくれた、と思いました。

毎日、言うべきことを言ってきたつもりです。
だから、今日、別れの言葉は、必要ないのかな、と思っています。

あれやこれやと二転三転するうちに、もう今年度は無理だろうと思っていた転勤が、最後の最後で決まったとき、正直複雑な気持ちでした。
転勤を申し込んだのは私自身なので、誠に身勝手なことだと思いますが、みなさんとお別れすることは、つらいものがあります。
例えるなら、「失恋」したような、そんな気持ちです。
別れたくないけれど、どうしようもなくて、仕方がなくて。
まあ、私だけがそう思っているだけですが。
それでは、お別れです。

何か、話をしようとすると泣いてしまいそうで、私の表向きにまったく一致しないので、無駄な話はしないように、離任式を終えたいと思います。

さようなら。

3本の映画 ~転勤前の振り返り~

2008-03-29 21:34:14 | 指導
4年間の勤務で、自分に何ができたか、を再点検。

新しく、できるようになったこと…特にありません。以前より、少し我慢ができるようになったことかもしれません。→不合格

新しく、挑戦したこと…グループワークトレーニング、かもしれません。しかし、ファシリティターとしての研修を積んだわけでもないので、挑戦はしたけれど、できるとは言い難いと思います。→再テスト

学校のため、生徒のためにできたこと…4年間で、3本の映画を創ったことです。すべて、3年生を送る会で上映しました。実際には、シナリオだけ存在して、創ることができず、お蔵入りとなった作品もあります。それぞれ、違った味のある名作に仕上がっていると思います。実は、映画もよかったのですが、気に入っているのは劇の方です。ひとつはヒーロー戦隊もので、テニス部の5人が学校生活をだらしなく過ごす“怪人”を倒して、学校の平和を守る、という話。一番気に入っているのは、浦島太郎と白雪姫を合体させてSFにした究極のエンターテイメント。生徒の力がすばらしかった名演です。→合格!

まあ、いい4年間だったということかもしれません。

花束

2008-03-27 23:39:54 | 指導
花束をもらいました。
家庭訪問へ行ったときのことです。

本当に。
何もしてあげられませんでした。
成長は学校にあるというのに。

それでも、なんだか照れくさそうに、花束を渡してくれたとき。
とても心が暖まりました。
どうか、4月からの1年間が、この子にとってよいものとなりますように。

教室の整美ボランティア

2008-03-27 21:01:35 | 指導
午後からは、教室の整美をボランティアで実施しました。
学級委員長にだけは「他の人が誰も来なくても、君だけは来るように」と厳命していました。
授業時間が利用できるのなら、もしくは放課後が利用できるのなら、全員でもよかったのですが、春休みの部活動終了後、弁当を食べて、という時間なので、あくまでも「ボランティア」でお願いしました。
2~3人、来てくれればいい方か、と思っていましたが、その3倍~4倍は集まりました。嬉しい限りです。
そのうち3人は生徒会役員として会議があったので、少ししか活動できませんでした。(職員会議でこの日、この時間に行うと宣言していたのですが、うっかり聞きもらしていらっしゃったようで、予定が重なっていたのです…。)
9人の生徒は、本当によく働いてくれました。

真新しい雑巾で机と椅子を拭いて、廊下へと運び出す。
前後の黒板、後ろのロッカー、前の棚・カラーボックスを丁寧に磨く。
すべての物品がなくなった教室の床を掃き、ごみ・ほこりをとる。
床を全面、何度も雑巾掛けする。
古新聞で床にマスキングを行い、落書きや塗装が剥げてしまったところにペンキを塗っていく。
同時に平行して、来年度自分たちが使う予定の3年生教室を大掃除する。

およそ4時間。
美しく整えられ、生まれ変わった2年生教室。
来年度すぐ利用できるよう、準備された3年生教室。
こうして整美活動に取り組んだ生徒たちは、この先も、学校の施設・設備を大切に利用していくはずです。

ジュースと肉まん、おにぎりで彼らの奉仕精神をねぎらい、活動を終えました。

今日も、多くのことを生徒に学んだ一日でした。

荷物整理

2008-03-27 01:06:33 | 指導
転勤希望は自分で書いたにもかかわらず、この子たちと離れたくないというわがままな気持ちばかりがふくらんで。

荷物整理が遅々として進みません。

とりあえず、机も、棚も、ほとんどの物を見えなくしました。
たくさん残っているのですが、見えないようにしています。
もともと整理整頓は苦手なのです。

2年前の不満をいつまでも抱いたまま、学校を出るという決心を変えなかった自分を、自分で恨む始末。
生徒には何も関係のないことだというのに。

大人の世界での不満を堪えられない、未熟な自分が忌々しい。

情けないことです。
今夜もそろそろ帰ります。

修了式を終えて

2008-03-26 17:57:59 | 指導
教室で、修了証(通知表の裏にそう書いてあります)を一人ひとりに渡しました。
中身は昨日の保護者会でもう知っているので、あまりドキドキはしないと思いますが、どうなんでしょうね。

明日は、午前中の部活動が終わったら、午後から教室整美のボランティアをお願いしています。
美しい教室を下級生へ引き渡したいと思います。

「物」に対する感謝を学ぶよい機会でもあります。

さて、何人くらい来てくれるでしょうか。
用事がある人も多いと思います。
掃除して、ペンキを塗って、2時間くらいはかかるでしょうか。
楽しみな時間です。

明日は修了式

2008-03-25 18:36:52 | 指導
明日は大掃除、修了式、学級活動です。
この学年も、学校では最後の一日を迎えます。
春休みの間はこの学年のままですが。

今日は2年生で最後の授業がありました。
といっても、特別なことは何もなく。
毎年のように、「公立入試問題」に取り組みました。

みんな入試を甘く見ています。
ちょっとしたミスで失った1点が、分かれ目になる可能性があるというのに。
記号で答えるところを普通に答えたり、回答欄をずらしてしまったり。
注意深く取り組まないと、悲しい思いをするのは自分自身だというのに。

分かってほしいけれど、今はまだ理解できない年頃だということ、自分はそんな失敗はしないだろうと思っていること、どれもよく分かります。
でも、ここぞというときに安定して力を発揮するのは、小さなことを繰り返してきた者だけなのです。

そのことを忘れないでほしいと思います。

間に合った

2008-03-23 11:28:03 | 指導
所見の下書きが、とりあえず終了しました。
長かったです。
清書はもっと長いと思います。

これで、今日の吹奏楽部の発表を落ち着いて見に行けます。
学年主任に最高の微笑みをプレゼントできます。

文に愛情を込めることはできるのでしょうか。
一生懸命書いたつもりです。
でも、何人もの生徒について書いていると、どうしても文例のように書いてしまって、一人一人のちがいが明確ではなくなります。
開示請求への対応という点もあります。
本当に本当のことを書けない、という思いは通知表と同じかもしれません。

懐かしく、恥ずかしく、素晴らしいもの

2008-03-23 08:06:51 | 指導
教育実習記録を発見。
自分の。

字の汚さとか、書いている内容とか、もう、忘れていました。

でも、あの時、この道に進もう、と心に決めた、その初心が還ってきます。
今の自分を立て直し、もう一度やる気のある教員として。

よし、やるぞ、という気持ちがわいてきました。

懐かしく、恥ずかしく、そして素晴らしいタイムカプセルでした。