USBのキーボード

売れない作家の日本定点観測

世耕大臣を擁護します

2019-01-28 12:33:30 | 日記
https://news.yahoo.co.jp/byline/goharanobuo/20190128-00112704/

岡目八目な視点では、ドイツ銀行がデフォルトをしたらEUと中国の経済がおかしくなり、リーマンショック・セカンドになるのではないか、と誰もが恐れている場面に、フランスの官営ルノーが、日産を傘下にしてしまうのではないか、と慌てている席で、日本の検察がその責任者のゴーン容疑者のシッポを捕まえた、という段階です。こんかいは郷原先生から、フランスの禁じ手に対して、日本はなにもするな、とのおしかりの言葉をいただきました。げんざい日仏は権力闘争を陰で戦っているところと推察しますが、それではまるで日本の足を引っ張ろうとするかのようです。せんじつ話題になったコリアンの特徴で、<①威嚇②仲間を呼ぶ③論点ずらし>とありましたが、これは彼らが日本人を研究した結果、導き出した方策でしょう。郷原先生は単独で世耕経産大臣を威嚇しておいでですが、社会主義フランスの官営ルノーに対し、民営日産単独では明らかに分が悪いところに、国際法で日本を足止めしておいでです。ヨーロッパではフランスとオランダが殊に国際法が国内法に優越するようですが、イギリスとロシアは国内法が国際法に優越し、ドイツはその中間、といった感じのようですね。人質司法批判にしても、根源はフランスとオランダの2国に限定されるのではないか、と妄想をたくましくします。しかし郷原先生は、フランスのやっていることを日本にも適用しよう、といった法的な侵略行為を正当化する向きはございませんか。つまり、在日フランス人の犯罪は、フランスの裁判官に裁定させよう、という意味合いを仰せです。しかし、国際都市の世界市民が、国民国家の人員に優越する根拠は、経済力以外に何もございません。日本人の感覚では、国際都市の世界市民の犯罪者を裁くのは、その当事国の国内法です。つまり郷原先生は、国際問題に不慣れな日本人に、世耕大臣を忖度した朝日新聞のケアレス・ミスをちらつかせて、社会主義ヨーロッパの偏在化を誤魔化そうとしている。だいたい、フランス国内だけで通用している国際法を日本国内で通用させようというのは、隣人にサルマタを借り、袖を通して外を歩くようなものです。国際都市の世界市民と国民国家の人員を裁く法が違うとしたら、それは二重規範であり、近代主義に違反する差別なのではありませんか。