USBのキーボード

売れない作家の日本定点観測

返信

2017-11-29 14:18:50 | 日記
https://togetter.com/li/1176403

先ほど昼過ぎにコンビニでお茶を飲んでいると、通りがかりのサラリーマンが日馬富士の引退宣言を話題にしていたのを耳にした。世間様には横綱の去就が注目されていたのだろう。貴乃花親方に対するバッシングというのは、つまり横綱の暴行事件を知り、貴乃花親方は協会にではなく警察に通報した件に対するバッシングである。なぜなのかというと、協会に連絡をすれば握りつぶされると認識したからではないのか。ある意味、貴乃花親方は開明的なのだと思う。そして中島岳志氏の短い論評というのは、少しばかり言葉のネリのたらない物言いだった。もうこの時代、教育勅語が流通しないことは確かなことではないか。それでもなお、あのような文言を披露するというのは、彼らにとってもこのリベラルで男女平等な社会というのは、なにか代替案が現れればあっという間にひっくり返ってしまう、脆い構造として認識をなされているからではないか。つまり、彼らは自信がないのだ。アジアで軸の時代より培われた思想をカルト扱いし、70年ほどの歴史しかないリベラル思想を抱え、途方に暮れる中島氏の慌てっぷりを、これからも記憶に残しておこうと思います。