ショウブ(ショウブ科)2021.5.4撮影
ショウブとは漢字では菖蒲と書きアヤメとも読むようで、これに花菖蒲もあって知らないとややこしいですよね😁
今回題材に取り上げた私も植物好きになるまでは知りませんでした。
簡単に説明するとアヤメ、カキツバタ、ハナショウブはアヤメ科アヤメ属。
ニワゼキショウはアヤメ科ニワゼキショウ属ですね。
これに対してショウブ、セキショウはショウブ科ショウブ属ですね。
旧来はサトイモ科とされていましたが近年のDNAを用いた研究で分類体系を
サトイモ科からショウブ科とされました。
こちらがショウブです😉 重井薬用植物園より
ショウブの花はアヤメ、ハナショウブの様な花ではありません😉
花は黄緑色の原始的な肉穂花序(にくすいかじょ)
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブとは別の植物。
植物全体に芳香のある成分を含み葉などを傷つけるとよい香りがします。
葉は刀に似ているので尚武に通じるとして武家に親しまれた植物で端午の節句に菖蒲湯に用いられるのは本種です。
ショウブは池や沼など水辺に生育する植物です。
近年では池の岸辺がコンクリートになるなどしてショウブの群生も少なくなり
花も地味なため本種には気付かないようです。
こちらはアヤメ😏 アヤメはやや乾燥した草地に生えます。
奈良時代の頃はこちらを花アヤメ、前のショウブの方をアヤメ草と呼んでいて
平安時代、武士が台頭するようになってショウブと読みだしたようです。
昆虫は花弁の白いラインに沿って侵入すると花粉が良く付くそうです😉
次はカキツバタです😏
カキツバタ
カキツバタの花言葉 幸運は必ず来る 幸せはあなたのもの 贈り物
花は花弁の白線がアヤメよりシンプルです😏
カキツバタが生えるのは池や沼などの水湿地ですね。
連休に重井薬用植物園でショウブの花を見学させて頂き説明を聞きました。
以上~今回はショウブ(ショウブ科)でした。
ややこしかったと思いますが見て下さった方ありがとうございました!
それでは~😊
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