職場で光ポータブル+b-mobile U300のテストをしてみました。電波の入りは超良好。Softbankじゃ簡単に圏外になる、入り組んだ場所っつーか、トイレの個室でも全然問題なし。さて、それではスピードテストをしてみますか。
まずはb-mobileから。
まあ、こんなもんですかね。
では、お次はSoftbankの3Gです。
・・・なるほど、体感では大差ないように思えたわけだ、これじゃあなあ。まあ一応Softbankを多少は擁護してみると、最初認証でもたついたみたいで、その後は急上昇。それがある程度は影響したんじゃないかと。この辺のSoftbankの不安定さは以下の記事を読んでもわかる。
b-micro talkingSIM プラチナサービスを香港版iPhone4で試す
電波についてはiPhone固有の問題なのか、Softbankの問題なのかはわからないけれど、iPhoneを二つ並べてみても、電波状況が一緒と言うことが少ない。それどころか、何故か片方が圏外と言うことも少なくない。なんでだろう?という不思議は、以下の記事でちょっと納得。
ソフトバンクの3Gネットワークに関してはエリアの狭さを指摘する声が目立つが、本当の問題は帯域だ。ソフトバンク3Gは基地局数がFOMAよりもずっと少ないにもかかわらず中継局は5倍も多い。CDMAにおいて基地局と端末が通信するとき、周りにある中継局が出す電波はノイズ成分になる特性がある。つまり中継局でエリアの穴を埋めると、通信の効率が落ちてしまいデータ通信に使える帯域は小さくなる。
これ以外にも基地局のセクタ分割数の違いなどもあって、同じW-CDMAの3Gネットワークでも、両者には通信容量に決定的な差がある。地方でiPhoneを使っているユーザーはあまり感じていないだろうが、都心部で使うと両携帯電話会社の間には3倍程度の実効通信速度の差があるのが現状だ。
この中継局問題って意外に大きいんじゃないか?と個人的には思っている。まあ、今んとこ合理的な理由を他に知らないだけってのが大きいんだけれど、これだけ圏外になりやすいし、不安定なんだから、納得してしまう部分も大きい。正直な話、Softbankにこだわることはアップル自身にとってもよろしくないんじゃないのか?と思う。とりあえずアップルに望むのは、
「日本のオンラインストアで、SIMフリーのiPhoneとiPadを定価で売る」
ってことだけだな。その上で、携帯キャリアが月々割などの抱き合わせ販売をすればいいんだし。
個人的に、今年の7月末に満2年で乗り換えのタイミングなので、それまでにSIMフリーでもなんでも、Softbank以外の携帯キャリアで出て欲しい。そうでなければ、Android携帯かガラケーに変えるつもり。いや、今更iPhoneから変えられるかというと、一抹どころではない不安があるけれど(苦笑)。
光ポータブルによるWi-Fi接続なので、そうなります。iPhoneのSIMを取り替えれば表示も変わるはずですが、SIMフリー版ではないので、できません。
SoftbankもSIMフリーにしていれば、そういうこともできるのですが・・・