安曇野から

安曇野からよこおかめごろうの友人知人の皆様への通信、地元の状況、大好きな音楽のことなど

忙しい週末?

2008-03-15 22:58:48 | Weblog
今日は土曜日ですが一日仕事。朝8時半~夜7時過ぎまでみっちり。月末に行なう下請法の研修のテキスト作りです。以前行った内容から見直したものもありますが、全部で50枚以上のパワーポイントになりました。一日で頑張った方か?ふう。
 車の中では、札幌の札幌交響楽団のパトロネージェ(パトロン=後援者)で札幌の医学会の重鎮の方から札響の定期演奏会の模様をCDで送って頂く。これがとても素晴らしかった。 
 実際に聴いてオドロキです。予想よりはるかに素晴らしい。特に良かったのは、ハイドンのトランペット協奏曲とモーツアルトのピアノ協奏曲第23番です。ハイドンは福田先生の音色と技術が素晴らしいのは勿論のこと、オーケストラと尾高先生のサポートがとても良いですね。トランペットのソロに合わせてオーケストラの音量を素早く落としたり、オーケストラのドライブが実に匠みで札響の巧さを十分に堪能できました。録音がまた良かった。福田先生のブレスの音までよく聞こえます。曲が終わった後のブラボーもうなずけるもの。
 モーツアルトは第二楽章~第三楽章とくに第三楽章はテンポが速く、新しい世界のモーツアルトが広がります。ピアノとオーケストラが将に協奏。スリリングでとても楽しめました。21世紀のモーツアルトと19世紀のモーツアルトが同居している感じもしました。オーケストラの響きも実にエレガント。
 ブルックナー9番は王道をいくもの。弦楽器~木管楽器~金管楽器と札響の総合力を堪能できる。ただ、あるパトロネージェの方がおっしゃっていましたが、非常に素晴らしかったという打楽器(ティンパニ)の強奏は編集されていた様で、よく分かりませんでした。第三楽章の終曲でのホルンとバイオリン、特にバイオリンは録音よりももっとピアニシモではなかったかと思います(ここも編集?)。最後のホルンのロングトーンの音色も柔らかく本当に素晴らしく、やっぱり札響の音色はブルックナーに合いますね。とてもレベルが高く本当に聴き応えありました。今後もスタンダードで聴き続けることができる演奏です。今後の私のファーストチョイスか?
 こうして、ご好意によって定期の演奏を聴くことができましたが、いつもは内地(本州)ではなかなか聴くことができません。内地での放送は難しいのは分かりますが、なんとかならないもんですかねえ?例えば、1年間の録音から1つか2つチョイスしてCD化して頂くとか、何かお願いできれば幸いです。どうですか、札響の事務局さん(別途メール出します)?NHKさん?
 さて、明日は日曜日。今週は一日しか休みがないので有意義に。来週は札響を聴きに札幌に行くのでその準備など。できれば午前中は温泉。本当は「犬と私の10の約束」という映画も観たい。将棋のNHK杯戦の決勝戦の放送があり、なんと今年はライブなのだ。10時半ごろから午後2時までの生放送。一体なにを優先してすべきかという一日。
 それから、とりあげさせて頂いた「拙宅を売却して、近所のお宅を買わせて頂く話」は、残念ながらそのお宅が奥さんの体調が良くないことが分かり、譲って頂くのが難しくなりました。しかし、この際、新しく家を建てるかーと盛り上がってもいて、近所の良さそうな土地をぶっしょくすることに。候補の土地も既にあります。どうなることやら…。