goo blog サービス終了のお知らせ 

かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

東北リベンジ~本州制覇~ 第一夜

2006年05月15日 22時56分40秒 | 旅の手帖
今を遡ること5年前の連休。某風亭さんの新車の慣らしという名目「だけ」を手に、東北地方6県を制覇すべく出発した我々は、どうにもバカバカしいエピソードで彩られた4泊5日の行き当たりばったりな道行き約2,400Kmを、骨の髄まで味わった。それはまた、その後延々と続く、様々な企画モノ(<それなんて番組?)の始まりでもあったのだが...。そして今年、2006年のGW。我々は、長い旅路の果てに、一つの区切りを迎えるべく、再び彼の地へと赴く決意をしたのであった...。

2006.5.4-6
東北リベンジ~本州制覇~

なんてな思惑なんかは露も知らされず、「僕ぁ若干眠りが浅かったですよ」などと集合早々ぼやく某風亭さんを引き連れ、5/4早朝、我々はいつものスタート地点へと向かったのでありました。某風亭さんは、いつものメンツの都合が付きそうにもねぇと踏んで、県内の日帰り温泉マップなんてのを読んできたみたいでしたが、そんなぬるいことするくらいなら、わざわざ業務連絡なんかしないわけでして。

すっとぼけた勝負服で登場した某風亭さんに我々がお見舞いした、今回の旅のテーマはずばり、「本州をバシシする!」。...って、何のことやらわかる方はおられないでしょうけれども先に進めますと(え?)、今回我々が目的地と定めたのは、東北は三陸地方。実は三陸は、5年前の東北6県制覇の旅において、ほとんど迂回してしまった未踏の地域であると同時に、我々にとって因縁深い、本州最東端の所在地でもあるのです。というのも5年前の旅の途中、たまたま立ち寄った青森県大間岬が、まぐろで有名のみならず、本州最北端の地でもあったことから、その後我々は旅に出る度に、本州の端っこを探しては立ち寄り続け(2002.5 本州最南端@和歌山県潮岬、2004.5 本州最西端@山口県毘沙ノ鼻)、残すは最東端のみとなっておったからなのです。それをこの5年目にして制覇し、本州を囲ってまう(<バシシ)ことこそが、今回の旅の真の目的であったのでした。

とはいえ、例によってのんびりとした旅になるはずもなく、目的地と日程(二泊三日予定)以外なんの準備もしてねぇ、毎度おなじみ行き当たりばったり企画である以上、ウダウダしている暇もない我々は、お見送り協力の某APA氏にはその場に残っていただいて、遙か三陸の地を目指してスタートしたのでありました。

さてさて、こっから先の話しをつらつら書いてるとながーくなりすぎてまうので、ダイジェスト版でいきますよ。まずは先に、行き当たりばったりの結果、我々がこの3日間で辿ったルートをビシッと書いておきましょう。

初日)
 白衣観音前→UFOふれあい館@福島県飯野町→青森県八戸で一泊!
二日目)
 →キリストの里公園@青森県新郷村→本州最東端の地@岩手県トドヶ崎
 →岩手県釜石で一泊!
三日目)
 →鉄の歴史館@岩手県釜石→伝承館&カッパ淵@岩手県遠野
 →仙台城跡@宮城県仙台→帰還!

総行程約1,600Km。そらそうですよ、本州の真ん中辺りから北の端っこ近くまで行くんだもの。走りっぱなしにもなりますよ。

このルートを見ていただくとおわかりの通り、目的地の他に、ずいぶんとおかしなポイントを経由してるわけですけれども、実は今回の旅、本州最東端到達の他にもう一つ、裏テーマを設定しておりました。それはずばり「オカルト」。これもまた、5年前のやり残しではあったんだけども、十和田湖を少し先に行った辺りで見かけた、「キリストの墓」の看板の真相を確かめたい!ってのが事の発端。あんまりにも先に調べすぎたせいで、実際に行ってみてのオドロキは少々薄れちゃってはいたんだけども、それでも、このエライ山ん中に突如としてあら合われる「キリストの墓」の看板はインパクト大でありました。ピラミッドあったし。さらに、もうちっと手前にもなんかねえのかってことで予定に入れた、福島県飯野町の「UFOふれあい館」では、随所に現れるおかしな石像だけじゃあなく、展示物のそこここに現れる「MJ-12」だの「イーバ」だのといった懐かしい言葉の響きに心打たれ、思わず「ムー」を手に取る始末。加えて、当初の予定には無かったんだけども、敬愛すべきかっぱさんの聖地?たる岩手県遠野へも足を運び、「カッパ淵」を散策してきたことで、見事に「オカルト」ツアーの体を成すこととなったのでありました。


だいぶ長くなったので、この辺りでちょっと休憩です。
予告編はありませんけれども、第二夜につづく。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第一回激走10時間!上毛かるたの旅

2006年04月08日 23時04分08秒 | 旅の手帖
故きを温ねる...にも程がある。

2004.11.6
第一回激走10時間!上毛かるたの旅

振り返ってみればもう1年半くらい前の話しなんだけども、未だに仲間内でネタになり、「またやろう!」なんて酔狂なこと言い出すやつもいるくらいなので、この辺で一度書き起こしてみますか、と。

先日の「第一回氷上わかさぎ釣り対決!」と同様、そもそもは騙され芸人こと某風亭にだまし討ちの一撃をおみまいすることが第一義であって、そのために約二ヶ月半の準備を経て、この企画は実行されたんだけども、そのおまけだった(<おい)本編が、また意外と面白かったと、いう話しなのです。

その本編とは、簡単に言えば、どうでしょうさんの「カントリーサイン」を、群馬県民ならば誰でも知ってる「上毛かるた」に置き換え、さらにチーム戦に仕立てたもの。我々が企画前に(ちょこっと)考えて決めたルールは以下の通りでありました。

基本ルール)
 ・今回の要はずばり「上毛かるた」。各チームは、カルタを一枚引き、
  「その場所(カルタ毎に指定)」まで実際に行っていただきます。
  できれば写真でも撮ってきてください。これで1枚ゲット。
 ・カルタの行き先にたどり着き次第、次のカードを引きます。これを
  繰り返すことでカードを貯め、最終的に一番多くのカルタを貯めた
  チームが勝ちです。
 ・ただし、ポイントがもう一つ。最終的に、時間までゴールしなければ、
  カードの取得は最終確定しません。たくさんとっても時間までにゴール
  できなければ、なかったことに。なので、カードを引く各タイミング
  では、次を引くか、パスしてゴールに向かうか選択できます。
 ・パスはデフォルトで2回まで、スペシャル・カルタで増減します。
 ・1チーム、車1台に2人が基本。高速もナビもお好きなように。
カルタについて)
 ・各チームは行き先にたどり着いたら、企画者に電話をして、
  次のカルタを引くことになります。カルタは縦1~6、横A~Hと表形式で
  計48枚並べられていますので、縦??、横??のカルタ、というふうに指定
  してください。折り返し、メールにて引いたカルタを送ります。
 ・通常のカルタに加えて、4枚のスペシャル・カルタが含まれています。
  #パス+1、パス-1、カルタ+1、カルタ-1
 ・あるチームが一度引いたカルタは、他のチームは引けません。
 ・カルタを全て引き終えたら、そこで終了です(ないだろうけど)。
その他)
 ・道中のイベントは、ご自由に。食事も、温泉も、遊びも、なんでも。
 ・基本的には、県内移動ということでお願いします。
 ・交通止め等で万が一行き先への道が閉ざされているとわかったら、
  電話をください。カードを引き直してもらいます。
 ・安全第一。<これ重要

ね? 簡単でしょ? このルールと上毛かるた(ちなみにこの時は、カルタ引き用の簡単なFlashムービーを作った)があれば、こらあもう、誰でもできちゃう遊びなわけですよ、ええ。

ちなみに、カルタだけじゃあ、行き先を決めかねちゃいますよね? てことで我々は、その辺もぬかりなく、全ての札について前もって行き先を決めておいたのです(実際に決めたのは、騙された某風亭なんだけど)。これを地図上で見てみたのが、左のような感じ(小さいんでクリックして拡大して見てくださいよ)。図のサイズが、ちょうど群馬県全体な感じなので、札が思いの外散らばってるのがおわかりになるかと思います。「こらあ引いたらヤバイよ」ってのがあることも。

我々がこの企画を実行した時には、仲間6人で2チーム+企画、車3台での旅でした。朝8時半から始めて(見事だまし討ちをお見舞いし)、夜6時半にゴールするまでの10時間、実に様々なドラマが、ダメ人間たちのお祭りが繰り広げられた訳なのですけれども、その詳細はだいぶ内輪話なので割愛(ていうか言えねい)。その代わり、結果だけ、お伝えいたしましょう(これもちっこいので、クリックして拡大を)。

チームA:へ→ま→る→む→そ
   パス権行使(て、す)、スペシャル(パス+1)
チームB:お→し→け→か→や→(て)
   パス権行使(あ、ち)、スペシャル(カルタ-1)

ということで、結果はといいますと、チームBが最後に引いた「て」に辿りつけなかったために、チームAの勝利。まあ、カルタ数的には接戦だったんだけどもね。えぇえぇ、負けたのは騙され芸人さんのいる方ですよぅ。

しかしこうして見ると、なんですかな、縦方向ばっかと横方向ばっかってのが面白いですなぁ。偶然に引いた(細工してませんよ)カルタなのに、こういうドラマが作られるちゃうんです。ヤバイって言ったの引くやつもいるし。なんかさ、いいでしょう? どうでしょうさんの「サイコロ」とか「カントリーサイン」の死闘がお手軽に体感できちゃう。そしてなにより、企画の後の打ち上げ会でも格好の肴になりますから。

といったわけで、こんなネタに興味おありの方がおられましたら、是非是非やってみてください。なんなら企画セットもお貸ししたりなんかして。んでもって、その結果なんかを教えてもらえたらうれしいんだけどなぁ。どうでしょう?
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第一回氷上わかさぎ釣り対決!

2006年02月04日 23時46分59秒 | 旅の手帖
そうして、朝がやってきた。

2006.2.4
第一回氷上わかさぎ釣り対決!@榛名湖

某木彡氏が大陸より一時帰還されるとの情報をキャッチした我々は、丁重にお出迎えするべく、約1ヶ月前より(なんとなく思いついた)この企画を遂行するべく準備を進め、前日は地元にて夜が明けるのを待っておりました。

「ちょいと山間の温泉にでも行きますか」と、ウソともホントともつかない誘い文句で呼び出しをかけ、早朝7:30にはいつもの場所に集合。なんだかよくわからんままに見覚えのある場所に連行されてきた某木彡氏が「カルタか!サイコロか!」と叫ぶのを尻目に、観音さんの御前にて本当の企画である「氷上わかさぎ釣り対決」の発表と相成ったわけであります。

向かうは榛名湖。集合場所より時間にして1時間程度の場所ではありますけれども、そら凍った湖面で釣りが出来ちゃうくらいの寒さな訳ですから、内容もわからず現れた某木彡氏の装備では役不足。死んじゃっちゃあ大変なので、そこはそれ、先に「ワークマン」さんにて調達しておいた格安防寒着一式をお渡しし、事なきを得たのでありました。

と、ここまでは順調。先週中に予約をしておいた「湖畔亭」さんにて釣り道具一式と日釣券を受領し、団体さんに混じって説明を受け、電動の穴開け機でバキッと穴を開けていただいた後には、予定の時刻通りに、プレイボールへとこぎつけたわけなのですが...。

いや実際ね、地味な企画だってことは重々承知していたわけですよ。そらぁ、どうでしょうさんの「釣りバカ第2弾」とかを観ればよくわかる。でもねぇ、今回はそれ以上の状況が我々を待っていたのです。

まず想定外だったのが天候。そらもうね、何処の国かと叫びたくなるくらいの寒さで、居ても立ってもいられねぇほどの状況。今年に入って一番寒いなんてなことを地元の方がおっしゃるくらいですから、推して知るべし。持って行ったカイロもたぶん仕様外な環境下で全く暖まらないし、借りられた炭火も雪煙(!)にあおられてみるみるうちに燃え尽きていくし。体感温度は-10℃を軽く下回ったのではと思われ。

その上にですよ、これがまたちっとも釣れやしねぇときた。もちろん、我々は限りなく透明に近いブルーな素人な訳ですから、「そら腕の問題ですよ」と言われても仕方ないわけですけれども、周り中のね、団体さんやらなんやらかんやら、誰も彼も釣れてないわけですよ、一匹も。糸を垂らす釣り竿なんかはもう、ピクリとも動かない。そうしたらね、寒さもよけいに凍みてきて、飲まないとやってらんねいよと、いう状況に陥ってしまったのでした。ちなみに、こいつは買った瞬間のみ、ぬる燗だったそうです。

そんなこんなで、開始より約2時間。結局1匹のわかさぎも見ることが出来ぬまま、寒さに耐えかねた我々は、失意とリベンジへの思いを交互に胸に抱きつつ、湖を後にしたのでありましたとさ。んー、我々らしい結末。いやでもさ、マジでフライすらも見てないのよ、我々は。こらぁまさに、幻のわかさぎですよ。もったいつけるったらないなぁ。

...なんてなことを言いつつ、帰り道では温泉にしっかりつかり、んまい蕎麦を腹一杯食ったし、夜は夜でいつものお店で豪勢に打ち上げを決行! ブタシャブサイコー。エビマヨサイコー。終わりよければ全てよしよし。そうでしょう?>参加者各位
#といいつつ、ごめんよ、今回はちとしくじったよ。m(_)m


え?どこが「対決!」だって? それは...第二回に続く。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋リベンジ 第二夜

2006年02月03日 23時23分37秒 | 旅の手帖
たらふく食って飲んで寝る。旅ってそういうもんでしょう?

ということで、昨日あんだけ鶏を食いまくり、もうしばらくは見たくもねぇやなんてなことを申し上げたその口で、今日もまたこのありさまとあいなったわけなのです。今夜は「やまちゃん」で一食!

仕事終わりで帰りの新幹線に飛び乗るまでの約1時間、あの手羽先を二人前、ビシッとかぶりつき、堪能してきたというわけですよ。おおぅ。しかも最後はみそ串カツまで! 食い過ぎですよ、こらぁもう。鶏さんに最敬礼。

え? 後ろのビールが減ってないって? そらぁあなた、お代わりですよ。



...そんなこんなで、いよいよ明朝、スタートです。
私は、そのために、来たんです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋リベンジ 第一夜

2006年02月02日 22時03分27秒 | 旅の手帖
ここをキャンプ地とする。

ということで、先日の悔しい思いを払拭すべく、本日は「風来坊」で一食!

てか、鶏しか喰ってないぞぉ、僕ぁ。手羽先、手羽元、もも、手羽ギョーザ。鶏でないのは大根サラダのみ。ああでも、これがまたビールに合うのさ。そうでしょう?>ご存じの皆さん
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京

2005年12月01日 01時13分49秒 | 旅の手帖
この場合、曽我部恵一よりも岸田繁の詞の方が近いと思う、

2005.11.29-30
東京行き

そんないいモンじゃないって。

今回もまあ基本的には仕事で出張なのだけれど、たまたま代休を取らざるをえなかったのと、出国の近づく友人に会える最後の機会かもというのもあって、少し前から、日帰りで済むところを前日入りすることに決めていた。結局は、予定が合わなくて会うことはかなわなかったが、それでも、しばらくぶりに東京の空気に浸る時間をとれたことは、精神衛生上よかったと思う。

しかし、不思議なものだ。
今年の春まで、もう人生の1/3にもなろうかという時間、「暮らす街」であったはずなのに、ここ半年強を経ただけで、「訪れる街」になってしまった。それは別に、行き来の電車の向きの問題なんかではなく、列車の窓越しの景色、それを眺める自分のなかの何かが「切り替わってしまった」んだと思う。それはたぶん、どれだけの時間をそこで積み上げていたとしても関係ない。だから、しばらく前までは、休みの日には決まって巡回していたような街並みすら、ガイドブック片手に歩いているような錯覚を受けてしまうのだ。ふぅ。

そんなふうにして、何かがもう既に終わってしまっていて、二度とは帰ってこないことを知らしめられる。イヤミに教訓めいた1日半だった。


...それでも変わらないものはあるんだ! だって、お腹はすくんだよ!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山陰初上陸!

2005年11月18日 22時52分25秒 | 旅の手帖
別に海を越えていったわけじゃあないのですが、

2005.11.16-17
米子行き

いやいや、ホントに、人生初の山陰方面行きでありました。
あくまでも仕事で行ったんで、いつものように放浪している(おい)時間はなかったわけで、さほどネタ(食べ物とか食べ物とか食べ物とか...)はないんですが、小ネタを少し。

出発前に少し調べてみたところによると、米子のあたりは「妖怪の国」であるとの情報を入手した我々は(一人だって)、警戒を重ねつつも、すっかり暗く小雨交じりの寒い夜に、米子駅に到着。街中のそこかしこに鬼太郎さんがいらっしゃったりして、確かに不気味な悪寒を感じておったわけですが、それでも、一夜明けて、なんとかお役目を果たした我々(一人だっつーの)が帰途に着こうとした矢先、駅の売店でなにげに置かれていたのがこの品々でありました。それにしても「目玉おやじ汁」に「ねずみ男汁」ですよ先生!しかもこれが柑橘系のさわやか風味だってんだから、どうなんだおいと、いうことですよ。

そんな各種汁など捨て置いて、さっそく帰りの電車(特急やくも、結局前にスーパーのつくのには乗れなかった)に乗り込んだ我々が目にしたのは、晴れ渡る空(実際には雲がかかってましたが、それはそれとして)に映えるこの大山の姿でありますた。こらぁええもんを観させてもらった。これが指定かよおいってな感じの気持ち悪い揺れっぷりなこの電車にあって、しばし旅気分を満喫させてもらった。今回はこれで良しとしておこう。

さてさてこの「特急やくも」。一つ不思議なことが。僕の隣の席が、こんな感じで(分かりにくいかな)座席ごとないんですよ!つまり、普通なら各列ごとに、A、B、C、Dと、通路を挟んで4つの席があるところ、僕の座った列だけ、BとCしかないんです。おいおいこらぁあれか、妖怪さんがいらっしゃるためか!みたいなことも考えてみたわけですが、実際には後ろのおばちゃんが足を伸ばして寝てるだけで、ほかになにも変わったことはなく。ホントはきっと至極まっとうな理由があるんでしょうけれども、ま、それはいいや。

...そういやぁ、こういう変則座席の話ってなんかで観たなあと思ったら、どうでしょうさんだった。「サイコロ6」でよさこい号に乗った大泉さんの席だった。そうかそうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

'98 F1日本グランプリ@鈴鹿

2005年11月13日 21時48分06秒 | 旅の手帖
手元に残る一番古いデジカメ写真からたどる、

1998.10.30-11.1
FIA F1第16戦 日本グランプリ@鈴鹿サーキット

なんかもうずいぶん昔のことなんで記憶も曖昧。かつ、古いデジカメの写真なんで、日付とかも怪しいわけだけども、これが社会に出てから初めての鈴鹿だったように思う。このころは確か、金曜夜に出発して、月曜日に帰るのが定番だったような気がするけど、ちがったかな。でも、一泊分の写真しかないなあ。

いろいろと記録を読み返してみると、この年は、今ではもうふつうになっちゃった溝付きタイヤが初めて採用された年であり、ブリヂストンの初参戦の年でもあった。ああ、今はなき無限ホンダもいたなぁ。などなど、いろいろとある中で、この最終戦を勝ち、初のワールドチャンプになったのが、ミカ・ハッキネンだった。個人的には、延々とシューを応援してるんだけど、この時ばかりは、熱いものを感じました。それくらい、耐えに耐えた末の、チャンピオンだったから。

しかし、観客数約15万人か。結構な人数だな。この前行ったRally Japanも確か全日で22万人くらいだったと思うけども、Rallyの場合、かなり人が分散するので、言うほど張りつめた感じはないのだけれど、F1の場合はそうはいかない。全ての人々がこのサーキットに集まり、一点(といってもサーキットはだいぶ広いけどね)を見続けるのだ。もっとずっと、ピンと張りつめた感じがします。

そうだ、この時は、高木虎之介がいたんだ。中野信治もいたなぁ。ちなみに佐藤琢磨はというと、まだ渡英したばかりのころ、F3に乗る前だったみたい。左の写真は、その虎之介が目の前で止まったところ(w。この年は、最終コーナー手前のシケインのあたりで観ていました。スピードが落ちる分、写真の撮りやすいところではあったかなと。

まだこの頃は、泊まる場所探しに慣れてなくて、一苦労だった。鈴鹿付近の宿など取れるはずもなく、この時結局行き着いたのが、鳥羽。なんだか昔、修学旅行かなんかできたような気がしつつも、行ってみれば豪勢に舟盛りなんか出ちゃったりして。いやいや、それよりもちと安くしてくれる方が...、などとはおくびにも出さず、みんなで全部平らげたのでありました。

こんなネタ写真を撮る余裕もあったかそうかそうか。
...ベタだなぁ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイレイヤ、サイリョウ

2005年11月08日 00時18分29秒 | 旅の手帖
鞍馬の火祭に行ってみた。

2005.10.22
鞍馬の火祭

なんでも平安の世から続くえらい由緒あるお祭りだそうで、「京都三大奇祭」の一つなんだそうな。いや、実際これまで全く知らなかったわけですが。で、まあ、一回は観たらええ(きっと二度とは行かない)という話しを聞き、京都の北の山奥に向けて、お昼過ぎに出かけたわけです。

ところが、鞍馬の山にたどり着くずっと手前、叡山電鉄出町柳駅のところから、早くも長蛇の列。異国の観光客さんまでちらほら。こんなに並ぶもんなのかと焦りつつも、満員電車に揺られてなんとか目的地の鞍馬山(由岐神社)に到着。まだ祭りの始まる1時間以上前、小雨がぱらつく中だったのに、既にえらい並びっぷりでありました。

祭りは、午後6時に始まり、深夜0時まで続くらしいんだけど、クライマックスとなる儀式は、ちょうど午後9時過ぎくらい。ごうごうと燃えさかる大松明が何本も、街道を練り歩きながら、最後は神社の山門前に集合して、燃え尽きるまで、掲げられるのです。...なんて言葉でいうと、なんとも伝わらないんだけども、ホントにえらい勢いで吹き出る炎の下で、火の粉を浴びまくりながらも(実際火傷しまくってたと思う>下の人)松明を支えながら囃し続ける様はかなりトランス気味で、見てるだけでも、なんだかわけもなく血がたぎってくるのでありました。ていうか、これは本来、参加する祭りであって、見るものではないんだ、きっと。

なーんつって、このながーい祭りにどっぷり浸ってしまうと一大事。実はこのクライマックスの時刻は、同時に、終電の時刻でもあるのです。てなわけで、タクシーと終電を交互に乗り継いで、どうにか翌朝に帰り着いたのでありました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする