自転車に乗り始めて、道端の植物にもよく目をやるようになった。特に道中出会う野花はかなりマメに写真を撮っている。松山はそろそろ春の花々の季節が終わりに近づき、緑繁茂の初夏というところだが、この春も実に多くの花たちと出合った。しかし、私は花や植物の世界についてはほとんど何も知らない。繰り返し見ている花でもめったに名前が出てこない。
そこで、誰が見ても見なくても、優しく、時に決然とした意思を持っているように、そこにしっかり存在している彼らに少し申し訳ない気がして、ちょっと勉強してみることにした。
こないだのサイクリング中、ほのかな香りと爽やかな日陰を歩道に投げていた下の樹花・・・調べてみたら「ハリエンジュ」という木で、日当たりの良い土地にサヤエンドウのような種の包みを風に乗せて飛ばせながら繁殖し、森になって日が当たらなくなると枯れてゆくということだ。

「いわゆる「陽樹」と呼ばれる樹の仲間で、ほかに何も生えていない、日当たりのよいむき出しの地面に好んで生える。陽樹が成長して日陰を作り、また土を肥やすことによって、安定した森を作る種類の樹が生えられるようになる。」
(“ハリエンジュ分布拡大の謎を解く” http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/nat/harienju/harienju.htm)
つまり、何もない裸の土地に森を作ってくれる、実にあり難い樹だということが分かった。
そこで、誰が見ても見なくても、優しく、時に決然とした意思を持っているように、そこにしっかり存在している彼らに少し申し訳ない気がして、ちょっと勉強してみることにした。
こないだのサイクリング中、ほのかな香りと爽やかな日陰を歩道に投げていた下の樹花・・・調べてみたら「ハリエンジュ」という木で、日当たりの良い土地にサヤエンドウのような種の包みを風に乗せて飛ばせながら繁殖し、森になって日が当たらなくなると枯れてゆくということだ。

「いわゆる「陽樹」と呼ばれる樹の仲間で、ほかに何も生えていない、日当たりのよいむき出しの地面に好んで生える。陽樹が成長して日陰を作り、また土を肥やすことによって、安定した森を作る種類の樹が生えられるようになる。」
(“ハリエンジュ分布拡大の謎を解く” http://homepage2.nifty.com/tnt-lab/nat/harienju/harienju.htm)
つまり、何もない裸の土地に森を作ってくれる、実にあり難い樹だということが分かった。