環セミブログ

鳥取大学環境系サークル「環境セミナー」の、
日々の活動を紹介するブログです。

2006.9.20 枝豆収穫

2006年09月20日 | 畑作
文責:ユースイ

 さぁ、待ちに待った、環セミ畑での枝豆収穫です。

 その成果は、まぁまぁ、と言いますか、その…。
 思ったより、少なかったです。

 原因はやはり、日照条件の悪さにあったのでしょう。まぁ、ある程度は仕方が無かったのですが、もう少し植え方に工夫をすればよかったなぁと思いました。

 それにしても、あっという間に収穫時期を迎えてしまったなぁ、と思いましたね。
 本当に、植物の成長の早さには驚かされます。

 また、マメ科の植物を植えたことによって、耕作時にあれだけ硬くて悪かった土が、すっかり豊饒の土(言いすぎ?)に変わっておりました。さすがは根粒菌でございますなぁ。

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2006.9.20 自然工房栞製作

2006年09月20日 | 学祭
文責:ユースイ

 自然工房長が、当日作る紙パックで紙すき企画の試作を行っておりました。
 木の枠は手作りです。

 紙パック10枚ほどで、なかなか多くの葉書や栞(しおり)を作ることが出来ましたよ。
 もっと沢山作りたいので、部員の皆様、使用済み紙パックの提供をお願いいたします。
 ついでにこれを機会に、ペットボトルの生活から紙パックの生活に変えましょうね。

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2006.9.18 大山合宿2日目

2006年09月18日 | その他
文責:ユースイ

 日が変わりまして、大山合宿2日目に突入です。
 結局この日の朝も、雨がぱらつき風が強かったために、大山登山は中止となってしまいました。
 尤も、台風13号が近づいてきているのが分かってた前日から、中止は濃厚だったわけですが。

日本一長い自然石の道。
 そのためこの日は、予定を大きく変更しまして、大山周辺や島根県にいくこととなりました。
 まずは、大山ふもとの大山寺と大神神社の参拝です。
 大山寺は参拝量300円を取られますので、やむなく(?)断念し、もっと高い位置にある大神神社へと向かいました。
 大神神社へは、長い石の坂を上ってゆかねばなりません。まぁ登山に比べれば、たいしたことはないのですがね。
ここは大神神社。
 そして見えてきました、神社の門です。
 これより先に入りまして、お社にて参拝いたしましたよ。
 お賽銭10円を投げ込みまして、二礼二拍手一礼。その後、おみくじを引き、小吉だと言い渡されました。

 神職の方から、神様の前で拍手をするということは、清き右手と穢れし左手を一体にさせることで、神と一体になるという意味があることを教えていただきました。なるほど、それは非常にありがたいことであります。
 手を叩くという事は、寝ている神様を起こすことだということを教わったことがあるのですが、それはおそらく、参拝していた神社が商業の神だったからでしょう。
微笑ましい凧揚げ風景。
 神社での参拝を終え、下の駐車場に戻ってまいりますと、前日に製作した凧を揚げて遊んでいた人たちが、まだ遊んでいました。
 随分と夢中に遊んでいるものです。
 それだけ、大山ふもとは強風にあおられていたわけでございます。糸を持っているだけで、凧が勝手に上へと揚がってしまうくらいですから。


 この後「みるくの里」という牧場と地元乳業の店に立ち寄りました。
 続いて鳥取・島根両県にまたがる中海に浮かぶ、「大根島」という島に向かいました。
溶岩隧道の中から。
 この島には、溶岩隧道(すいどう)と呼ばれる、溶岩により作られた天然のトンネルが存在しているのです。
 地元の自然ガイドの方に、このトンネルを案内してもらいました。

 驚いたのは、ここ小さな大根島は、実は火山の山なのですね。今では標高40メートルの山というか丘陵が聳えるくらいですが。
 その火山活動によって溶岩が流れたわけですが、溶岩は外から冷やされて固まっていくことから、玄武岩で囲まれた天然のトンネルが出来てしまったのでございますね。
 そしてもっと驚いたのは、国が指定する、洞窟の「特別天然記念物」としては、山口県の秋吉鍾乳洞とこの大根島溶岩隧道の2つなのだそうです。
真っ暗ですいません。
 なぜ、そんな「特別」と冠のつく天然記念物に指定されたか。
 色んな理由を教えられたのですが、そもそも溶岩隧道が珍しいことと、その長さが長いことと、貴重な動物が生息していることなどが、今思い出す限り挙げられます。
 そしてその貴重な動物とは、イワタメクラチビゴミムシでしたっけ、そんな名前の動物など、2億年のカンブリア期から姿かたち進化せず繁殖してきた小さな虫、それも今地球上で170万種とも言われる虫の祖先の形をした虫なのです。

 いやぁ驚きました。そんなに特異な環境と言いますか、学術的に興味が尽きない場所が、大根島にあっただなんて。
 さすがは皆様、大学生なだけあって興味津々でございました。
 そして祝日にも拘らず、ガイドの方には様々なレクチャーを行ってくださり、ありがとうございました。

 結局大山登山が出来なかった大山合宿でございましたが、非常に充実した、濃い時間を過ごすことが出来て万々歳なのでありました。


2006.9.17 大山合宿1日目

2006年09月17日 | その他
文責:ユースイ

 環セミ企画・大山合宿の思い出話でございます。
 鳥取県西部に聳(そび)えます、中国山地位置の高さを誇ります、大山へ登山するために、総勢22名の環セミ部員らが、一路大山町へと向かったわけでございます。
 今回のお話は、その道中と顛末記でございますね。

 17日日曜日。朝8時半に鳥取大学前駅前を出発した我々は、その道中にあります、東郷湖岸にある「燕趙園(えんしょうえん)」に立ち寄りました。
皇帝らしきヒト。
 ここ「燕趙園」では、中国風の庭園を再現したところでは、日本一の広さを誇る庭園パークなのだそうでございます。
 ついて早々、中国雑技の技を見て感動したり、倉吉名物?の杏仁ソフト ¥250 を頂きまして、満足でございました。
召使いらしきヒトたち。
 ここでは、中国皇族の衣装を着ることが出来るそうでありまして、皇帝に成りすましていた部員もいましたよ。

 暫しここに滞在(といっても1時間くらいでしたか)したのち、今度は倉吉市内へと向かいました。

 今度は、倉吉の赤瓦土蔵群を見るためです。
古より続く景観。
 ここでは、古(いにしえ)より続く町並みの景観が維持・保存されており、あたかも時が止まっているような、そんな不思議な空間に誘(いざな)われます。
 古い家々や土蔵は、一部は改造されてお土産屋やレストランとなっていたり、展示室となっていたりしました。しかし酒蔵など、今も昔もそのままの建物の使われ方をしているところもあります。
倉吉凧(いか)の製作体験。
 また、ここでは、倉吉の伝統凧「倉吉凧(いか)」の製作を体験することが出来ました。ちなみに「いか」とは「たこ」のことです。「いか」の言葉が最初にあって、それに対抗して江戸っ子が「たこ」と名づけたものが全国に広まったのだそうですね。だから「いか」が本家なのです。
 倉吉凧の骨は竹籤(ひご)2本と、実にシンプルなものでした。これで飛ぶのか、と感心してしまいましたよ。

 結局皆さん凧作りに夢中になりすぎて、予定を大幅に超えて2時間半も費やしておりました。
 ようやく大山にある国立大学共同合宿所に着いたのは、午後6時を過ぎていました。あたりもうっすらと暗くなっておりました。それに台風13号も近づいていた頃でありましたし。

ジンギスカン。
 そして夕食は皆さんお待ちかねの、ジンギスカンでございます。
 なぜかよく分からないのですが、大山ではジンギスカンが名物となっているのでございます。
ジューシーな羊肉。
 肉は大量にありましたけれども、腹が減りすぎていたので、あっという間になくなってしまいました。
 ご馳走様でございます。

 夜が更けるにつれて、風が段々強く、叩きつけるように吹いてきました。
 風呂に入りながら、窓の外で大きく揺れる木の枝を見て、「嵐みたいだねぇ」なんて話しておりました。しかしよく考えてみると、これを嵐って呼ぶんですよね。

 台風は明日の朝までに過ぎ去ってくれるのでしょうか。

 以下2日目に続く。


2006.9.14 模擬店の試作会

2006年09月14日 | 学祭
文責:ユースイ

 今日は大体10人くらいでですね、BOXに集まって、模擬店「匠(たくみ)」でお出しする、お団子の最終試作会を行いましたよ。
 なんというか、久々に大人数がBOXに集結するのは、今更ながら賑やかでいいもんだなぁと思いましたね。

 それでは以下、模擬店「匠」の本番さながらの試作の様子でございます。 


 まずは、団子の粉を練る作業です。
 根気よく練って練りまくって、そしてボールに叩きつける。
 ほんの少し分量を間違えたのでしょうか、ほんの少しパサパサになったり、ほんの少しべとべとになったりしましたが、いいのいいの、仕方ないの。今回は秤(はかり)が無かったから、目分量でやってみたの。


 今回作ったのは、串団子とごま揚げ団子です。
 そのごま揚げ団子ですが、もちの中に餡を詰める作業がまた、細かいし量は多いし、なかなかに大変なものでした。
 もち作りが早いおばあちゃんなんがかいらっしゃるではありませんか。あの方々は本当にすごいのだなぁ、と、団子を作っては餡がはみ出る自分と比較して、つくづく感じましたね。


 一方の串団子は、くしに刺すだけ、きな粉かけるだけ、餡を塗るだけ。
 なんともシンプルで、効率のよいことかは。



 さてごま揚げ団子に戻りまして。
 ごまをまぶした後は、それを油を張って熱した鍋の中にぶち込む作業が待っているのでございました。
 熱い熱い作業です。
 さらに悪いことに、外で調理をしていたのですが、雨がぱらついてきましてね。
 その雫が鍋の中に入ると、すぐに熱せられて顔面に跳ね返ってくるのでございますね。大変でございます。


 さてさて、串団子の方は、早々と沢山完成してしまいました。
 しかし食べてみると…、硬。
 ちょっと、混ぜた粉の分量などの再検討が、必要となりそうです。



 そしてお待たせごま揚げ団子の完成です。
 これまた非常に美味なるものでした!見た目の期待通りと言いますか、それ以上かもしれませんね。

 かくして、「匠」の試食会(じゃなかった、試作会だった)は、半分大成功、ということで。
 いやしかしごま揚げ団子は美味かった。これは、売れそうだなぁ。


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2006.9.12 模擬店の立て看板作り

2006年09月12日 | 学祭
文責:ユースイ

 さて本日はBOXにて、17,18生のメンバーと共に、風紋祭(10月12~15日)で出店する模擬店の、看板を作っておりました。

 料理屋の模擬店「匠(たくみ)」は、純和風・御茶屋さんのイメージでございます。
 一方の工作教室「自然工房」では、丸太に字を彫った、実にロハスな?イメージに仕上げているところでございます。

 環セミの模擬店は、正門から入ってすぐの、地域学部棟前の芝生広場のところでございます。
 是々非々、お立ち寄りくだされば幸いでございます。

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2006.9.9 早く熟れた!

2006年09月09日 | 畑作
文責:ユースイ

 さて久々に、環セミ畑に行ってみました。
 するとどうでしょう。大きな変化が…というほどでもないのですが、よくよく見ると、確実に変わっているところがありました。

 まずはビワの木。今の時期に、新芽というのを出すのでしょうか。硬くて大きな葉っぱも、芽生えることは小さくて柔らかくて、そして産毛に覆われているのですね。感心しました。
 そして大根。確実に、主根が白く大きく太くなってきております。それでも過密に植えているものですから、ややほっそりとはしていますかね。

 そしてそしてお待ちかね。
 ビワ形をしたミニトマトが、すっかり赤く熟れて、それも沢山実をつけていましたよ。
 早速いただきました。…うーむ、普通のミニトマトよりも、甘み少なし。端的に言えば、がっかり。
 でも、その形は愛らしくて、かわいいものです。このトマト、食うためのものではなくて、観賞用だったのかなぁ。

 最後に、残念なお知らせ。
 3本植えていたトウモロコシの苗ですが、全滅でした。
 むなしく、茶色い茎3本が、屹立しているのみです。うーん、斯くも難しきや作物園芸は。


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