1.レアメタル
レアメタル:地球上の存在量が、まれな元素
技術的、経済的理由で抽出困難な元素
【効果】
レアメタルを基礎材に添加することにより、その機能を
飛躍的に高めることができる。
構造材への添加 →特殊鋼
電子材料、磁性材料への添加 →半導体、電池、磁石、記憶素子
機能性材料への添加 →液晶、セラミックス、触媒
【需要】
〇現在、産業の高度化に伴い、レアメタルの需要は
世界で急速に増加している。
〇今や、レアメタルは産業のビタミンと呼ばれ、
特に、ハイテク産業には欠かせないものになっている。
〔参考文献〕
1.「レアメタル・レアアースがわかる」、西脇文雄、日本経済出版社、2011
2.「レアメタルの現在と今後の展望」、電学誌、129巻1号
3.日本の新たな国家資源戦略「レアメタル」、資源エネルギー庁
4.情報通信白書、情報通信ネットワーク協会
5.「レアメタル資源争奪戦」、中村繁夫、日刊工業新聞社、2007
6.「レアメタルの地政学」、ギヨーム・ピトロン、原書房、2020