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第1話(1)

 第1章 新しい世界観の登場

(1)近世までの世界観
 古代ギリシャの偉大な哲学者アリストテレスは
〇地上と天体は全く異なる世界である。
〇地上では全てのものが、生成消滅を繰り返すが、
 天体は永遠・不滅である。
と考えました。

 2世紀にエジプトのアレクサンドリアで、天文学者、
数学者、地理学者として活躍したプトレマイオスも、
アリストテレスと同じく、地球は宇宙の中心にあり、
不動なものとしました。
そして太陽や惑星の運動を観測し、その運動を周転円
等を用いて計算する複雑な方法を考案しました。

 そして、この天動説がコペルニクス、ガリレオ、
ケプラーらの登場まで、1,400年余もヨーロッパで
権威を保っていたのです。

 それは、地上が静止しており、天体が回ることを
誰もが感じ、目にすることができたからです。


参考図:「チャレンジ!太陽系」、デラノ・ロペス、少年写真新聞社、2009
     
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