はじめに
現在、ロシアは世界一広い国土を有しています。
チンギス・ハーンの末裔汗国に支配されていたロシアが、何故広大な国土を持つようになったのでしょうか。
遊牧勢力と戦い、広大な国土を持つきっかけを作った自由民“カザーク”(コサック)の果たした役割を忘れることはできません。
その足跡を振り返ってみたいと思います。
〔参考文献〕
1.「物語ウクライナの歴史」、黒川裕次、中央公論新社、2002
2.「コサックのロシア」、植田樹、中央公論新社、2000
3.「カフカースのとりこ」、トルストイ、群像社、2009
4.「プガチョフの反乱」、中村仁志、平凡社、1987
5.「コサックの旅路」、酒井裕、朝日新聞社、1994
6.「コサック軍シベリアをゆく」、バルドス・ヘップナー、岩波書店、1973
7.「ステンカ・ラージン」、金子幸彦、筑摩書房、1968
8.「図説 ロシアの歴史」、栗生沢猛夫、河出書房新社、2014
9.「帆船6000年の軌跡」、P.C.アンダーソン、成山堂書店、2004