〇微生物って何だろう？
肉眼では観察できない微小な生物を総称して、微生物と呼んでいます。
種類としては、細菌やウィルス、原虫、放射菌、カビ、酵母などがあります。
〇微生物はどこにでもいる
微生物は地球上で一番古い生命体です。
微生物は空気中、土の中、水の中、生物の体の中、もちろん人間の体の中にも、無数に生活しています。
空気のないところや、高温、高圧下、有毒物質の吹き出しているところでも生息している微生物もいます。
〇細菌は恐ろしい？
人間や動物に病気を起こす微生物は、ほんの少数です。
大多数の微生物は、人間にとり、無害です。
それどころか、体の中にいて異分子の侵入を防いだり、消化を助けたりしています。
また、ヨーグルトやチーズ、アルコール、納豆などの発酵食品も微生物の力を借りて作っています。
そして、死んだ動植物を分解して、土に返してくれます
微生物は我々の友達なのです。
人間の社会と同じで、中には悪いやつもいますが。
参考図：「ずかん 細菌」、ネイチャー＆サイエンス（社）編、技術評論社、2016
