バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

清原和博選手は、いつもいつも何故こんな手厚く遇されるのか

2006年09月12日 19時58分09秒 | ニュースで二言三言
清原が現役続行に意欲 今季残りは治療に専念 (共同通信) - goo ニュース

オリックスの清原和博内野手(39)が12日、去就について初めて触れ「このままでは終われない。来年1年間、チャレンジしたい気持ちは強い」と現役続行に強い意欲を示した。同内野手は京セラドーム大阪で中村勝広監督と会談。今季残りは左ひざなどの治療に専念することを確認し、この日、出場選手登録から外れた。

小泉隆司球団社長は「結構なことだと思う。シーズン後に話をすることになる」と話し、来季の契約に前向きな姿勢を見せた。

清原はプロ21年目の今季、巨人からオリックスに移籍。右太ももや左ひざなど相次ぐ故障に悩まされ、67試合で打率2割2分2厘、11本塁打、36打点に終わったが、通算サヨナラ本塁打12のプロ野球記録を塗り替えるなど、印象的な活躍もあった。

2006年 9月12日 (火) 18:22



清原和博選手。今期の成績、打率2割2分2厘、11本塁打、36打点。確かオリックス移籍時に自ら宣言した目標は「39歳としてのシーズン本塁打記録である王さんの33本に挑みたい」だったような気がするが、まさか来シーズン「40歳としての本塁打記録である門田さんの44本に挑みたい」などと契約更改の席で吹くことはあるまいな。

良く考えれば、なんかこの人は、この数年いつも「このままでは終われない」といって契約し続けているような気がする。故障に故障を重ねた最近7~8年に限らず、入団6年目くらいから毎年「今期こそ無冠の帝王返上」といわれ続けていたことを考えれば、15年以上「このままでは終わらないキャラ」(「このまま」の水位はだんだん下がり続けているが)として、でもなんだか知らないが球界トップクラスの高給取りとして、今に至るまで手厚く遇されているわけである。「言うはタダ、貰うは億」とでも言おうか。

いろんな球団が、この期に及んで清原選手にあれだけの処遇を保障し続ける構図というのが、どうしても完全には腑に落ちないのである。生涯本塁打500本、1500打点は、確かに球界有数の偉大なスターの記録である。だがここ10年間について言えば、通算打率2割6分3厘、平均本塁打20本未満の選手である。最後の2~3年に限った話ではなく10年間でである。ついでに言えばこの間、規定打席未到達が7回。規定打席率3割打者である。

清原選手の高年俸の根拠としてしばしば「客を持っている(動員力)」「類まれな潜在能力(期待性)」の2点が挙げられて来た(そこから波及して「存在感」などとも)のは周知の通りだが、後者に限れば、四十前の規定打席率3割打者に、今さら潜在能力でもないとは思うので、いまやプレーそのものではなく、ほとんど興行的な理由で億単位が支払われ続けているというのが、主たる構図ではないかとは一応思う。思うが、にしても、他の選手とのバランス悪いような。あとあくまで個人的印象だが、各球団の腰がいつもいつも何か引けているような。誰か怖そうな「後見人」でもいるのかと思うほど。

と、いちいち情報の出所がはっきりしない「きっこの日記」みたいな誹謗中傷はやめるとして、とりあえずデッドボールが減った(今期1個)のは良かったですね。そういう点も含めて、パ・リーグみんなから最近とても大事にされている清原選手であった。来期に期待(←おざなり)。


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