バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

亀田選手一応世界の頂点へ!に思うこと

2006年08月03日 15時46分18秒 | ニュースで二言三言
ボクシング:WBAライトフライ級王座決定戦 亀田選手勝利、判定に疑問の声

◇「立ってればチャンプか」--ガッツ石松さん

 立ち上がりにダウンを喫した「浪速乃闘拳」が、粘りに粘って世界タイトルを手にした。2日、横浜市の横浜アリーナで行われたプロボクシングWBAライトフライ級王座決定戦で、判定勝ちした亀田興毅選手(協栄ジム)。強気のパフォーマンスで話題を振りまいてきた人気者のファイトに会場は大きな盛り上がりを見せたが、ジャッジの判定は、2対1と割れた。相手のフアン・ランダエタ選手(ベネズエラ)が有利にも見えたことから、疑問の声を上げるファンや専門家もいた。

 テレビで観戦した元WBCライト級チャンピオンのガッツ石松さんは開口一番に「まいったね。なんでこの人が勝ちなの」と判定に不満を示した。ガッツさんの判定では、ランダエタが7ポイントもリードしていたという。そのうえで「亀田兄弟は人気があるかもしれないけど、この試合で勝てるのなら、ボクシング界は何をやっているのかと思われる。日本人は立っていれば、チャンピオンになれるの? 全世界のボクシング関係者に見せて、判定してもらえばいい」と首をかしげた。

 漫画家のやくみつるさんも「非常に不愉快なものを見た。あの場では勝者の振る舞いをしないと格好がつかないだろうが、大口をたたける試合内容ではなかった。態度を改めるべきではないか」と厳しく指摘した。

 一方、元WBAジュニアミドル級王者、輪島功一さんは「亀田選手は前半、悪かったが、中盤から盛り返してがんがんに攻めて最後までよく頑張った。引き分けかなとも思ったが、勝ちに値する戦いぶりだった」と一定の評価を与えた。

◇会場からも「えーっ」

 1万5000人で埋め尽くされた会場では、最終ラウンドが終わると、多くが判定結果を待たずに席を立ち、出口に向かって列をなした。亀田選手が新チャンピオンになったことを告げるアナウンスが流れると、歓声とともに「えーっ」という驚きの声が上がった。

 埼玉県春日部市の建築業、関根良行さん(28)は「こういう結果は逆に残念で、亀田選手にとってもよくない」。東京都足立区の会社員、下川圭太さん(42)は「前半のダウンを取り返そうと一生懸命やっていたのは分かるけど、5ポイントは負けていたと思う。結果を喜べない」と不満をあらわにしていた。川崎市の主婦(34)は「亀田選手が勝ったことをとやかく言われることになったらかわいそう。だけどなんだかすっきりしない」とけげんな表情を浮かべた。

◇「判定は緊張するな」ビッグマウス相変わらず

 判定を聞いたリング上では、トレーナーでもある父・史郎さん(41)と抱き合って号泣した亀田選手。観客に「不細工な試合をしてすみません」と謝り、会見では、開口一番「悔しいな」とつぶやいたが、「これまではKOばかりだったから判定を聞くのは緊張するな。最初にランダエタに上がったので『やばい』と思ったけど、手元にベルトがあるからな」と、ビッグマウスと言われるいつもの口調に戻った。

 一方のランダエタ選手は試合を終えると、陣営が肩車したが、結果を聞くと何度も首を振ってぶぜんとした表情。「亀田はボクサーとしても人間としても、もっと成長しなければならない」と不満をぶちまけた。

◇抗議の電話?TBSに殺到

 WBA世界ライトフライ級王座決定戦「亀田興毅対フアン・ランダエタ」戦を2日午後7時半から約2時間半、生中継したTBSには試合直後から視聴者からの電話が殺到し、かかりにくい状態が続いた。電話の大半は、判定への抗議とみられる。

 TBSの広報担当者は「判定がおかしいのではないかという苦情と、番組開始から試合まで時間がかかったことについて苦情があった」と話している。

毎日新聞 2006年8月3日 東京朝刊



協栄史上最多世界王者10人目/ボクシング (日刊スポーツ) - goo ニュース

<プロボクシング:WBA世界ライトフライ級王座決定戦12回戦>◇2日◇横浜アリーナ◇1万5000人

 協栄ジムが史上最多の通算10人目の世界王者を誕生させた。WBA世界ライトフライ級2位の亀田興毅(19)の世界戦はジムにとって通算81戦目。63年9月にWBA世界ライトフライ級王座を奪取した海老原博幸氏(故人)以来、43年間で大台に到達した。「チャンピオンメーカー」と呼ばれた先代の金平正紀会長(享年65)の王者育成術を、長男の桂一郎現会長(40)が引き継いだ。

 秘けつは2つある。まずは徹底した先行投資。「これは、と思う選手には思い切ってお金をつぎ込む。先代のやり方です。練習生でも世界王者の海外合宿に同行させるし、世界戦をリングサイドで観戦させる」と金平会長。同会長は昨年4月、グリーンツダが移籍金3000万円の入札方式で亀田を放出した時は真っ先に名乗りを上げた。獲得後は亀田の強化のために海外から世界ランク上位の選手を練習パートナーに迎えるなど先行投資した。

 2つ目は「勝たせるマッチメーク」だ。「先代の時代から世界王者の力量を見極めた上で挑戦させる」と現会長。カオサイという最強王者の引退を待って世界に挑ませた鬼塚はその代表例。今回も事前にWBA王者だったバスケスが王座を返上して階級を上げる情報を収集していたことでマッチメークできた。世界王者育成方法は、現在もしっかりと引き継がれている。【藤中栄二】

2006年 8月 3日 (木) 10:46



昨夜帰宅したのが22時少し前で、テレビを付けてみたら、ちょうど判定が出た直後で、なんか「オヤジのボクシングを証明できて・・・(号泣)」みたいな亀田選手のインタビューが流れ、あとクルっと父親の方振り返って何か言おうとして、でもマイク持ってなかったので、一瞬近くのスタッフからマイク受け取ってから「親父ありがとお!」みたいな(記憶曖昧)、とにかくなんか絶叫しているシーンだった。「そういう安さで来るか」とは思ったが。ですから、試合の流れは正直良く知りません。とりあえず酷かったようだが。あとリングサイドに何か錚々たる要人(「週刊実話」的な意味での)が大勢陣取ってて、そこらへんの迫力映像もちゃんと中継されていたようだが。

なにぶん試合みていないので、今回の世界戦への疑問点というと、私的にはもうどうでもいい話だが、ランダエタ選手が計量に持って来たオムツって、あれ本当に自分でベネズエラから持ってきたのかとか、その程度しかもう思い浮かばない。要はどこまで相手が大人だったのかというだけだけど。

亀田選手の一連の発言やリング外のパフォーマンスについては、キャラの打ち出し方として下品であるにせよ、基本的には「あんまり上手くないけど、とりあえずなんか一生懸命やってる」というのが以前からの印象であり、それが例えば子供たちに与える影響とかはおいといて、これだけ非難轟々な試合後の現状でも、その、なんかイマイチ板についてないという印象が変わったわけではない。昨夜の「ニュース23」のインタビューでも、ついうっかり敬語とか、あとついうっかり殊勝っぽい発言とか、なんかそういうの出ないように出ないように心がけている印象さえ受けたし。

それはともかく「不可解」とか「ヤオだ」「茶番だ」という件。良く知らないが、それ結局は「あんまり上手くないけど、とりあえず一生懸命」という、それが肝心のボクシングでも同じだった(世界基準では)ということで。でもそれ、かねてから指摘されつくしていた話だしな。そこにきて「来る防衛戦中継のためにレコ大枠移動」とか、タイトル戦前にそんなこと公にブチ上げて良いのかという動きもあったし。そういう意味で仕掛け的にも突っ込みどころが多すぎて。

だから、演者があんまり上手くなくて、でシナリオもあんまり上手くなくて、そんなすぐ底が割れそうな代物に、舞い上がって命運を賭けてしまったことが不幸なのではないかと。そこが所詮TBSだと言えば、そういう気もしてしまうところがまた悲しい話だが。あるいは一蓮托生の相手が多すぎて、抜けるに抜けられないのかも知れないけど。しかし、何にせよ事前に煽れば煽るだけ、忠実に食いついてくれる素直なお客さまが大勢いるという事実が第一の根源なのはまた確かである。なに42%って。そういう意味では、今さらヤオだ茶番だとお祭り騒ぎするのもなあというぬるい気持ちは多少ある。

そんな気持ちもよそに、しかし素直なお客さまといえば、昨夜来、素直な人がただ素直であることを意思表示しただけでボロカスに叩こうという空気にまで一部なっているらしく、例えば、こんな人のブログまでが炎上?中とか。不幸な世の中だなあ。

上村愛子オフィシャルブログ


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (fmw)
2006-08-03 22:30:32
239 :名無しさん@6周年:2006/08/02(水) 22:39:30 ID:PwJYBJKe0

フジテレビが格闘技を切ったことにTBSは何を学んだのか。

王座決定戦にもかかわらずウィークデーに試合を設定した理由がいつまでも隠しおおせると思っているかね。

ひょっとして知らないなら仰天ものだがだったら今からでもそのスジに詳しい人に聞いてみるがいい。

まあどうせ試合が終わったら週刊誌が書くだろうけど。

http://www.diary.ne.jp/user/31174/

勝谷誠彦の××な日々





>王座決定戦にもかかわらずウィークデーに試合を設定した理由



この理由って、なにさ?



790 :名無しさん@6周年:2006/08/02(水) 22:53:48 ID:QeSaLRJe0

>>239

★亀田三兄弟の後援会「全国青少年健全育成会」について★



『この団体は、昨今の若者の犯罪増加などは、戦後教育の荒廃の結果

と見て剣道、柔道、空手、また書道、華道などわが国の伝統的な武

術・文化を青少年に習得させ、青少年の健全育成を図ろうという目

的のもとに00年9月に結成された』

 重要なのは、この団体の設立した一人である山口組英組・組長

英五郎(はなぶさ ごろう)の存在である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E4%BA%94%E9%83%8E



英 五郎(はなぶさ ごろう、1935年8月2日 - )

                    ~~~~~~~~~~

亀田興毅、8月2日世界ライトフライ級王者獲得!

返信する