丘の上のつれづれ(2016年6月まで) ~飯田市知久町の陶器店かのうやのブログ

南信州、飯田市丘の上の陶器店「かのうや」の店員sunnyの器とお料理のブログです。

かのうやのお正月スナップ

2015-01-07 15:52:06 | 器のこと
こんにちは。

年が明けてあっという間に一週間が経ちました。
わが家は今年も年末年始にかけて、素敵な食べ物と器に恵まれていました。
その様子をザッとご紹介いたします。

長野県は、12月31日の晩に「お年取り」と言っておせち料理やごちそうを食べて新年を迎えると言う風習があります。
わが家でもそれは同じで、こんな感じの食卓となりました。



わが家は31日まで営業のため自家製でおせちを作ることが難しく、毎年近所の料理屋さんに注文します。
今回も前年と同様に飯田市知久町の丸井亭さん特製・うなぎ入りおせちです。

わが家で用意したのはこの3品。
わずかでも自家製の料理が並ぶと、嬉しいものですね。



こちらは、ごぼう・昆布・人参・焼き豆腐・こんにゃく・ちくわ・里芋の7種類の具が入った汁物
「お小煮物」です。
長野県の飯田地域では、家庭によって少しずつ具が違いますが12月31日の晩はこのような具だくさんの汁物を食べる風習があるようです。

1月1日の朝。


「歯固め」と言って、長寿を願い、栗や干し柿などの堅い食べ物を食べながらお茶を飲み新年のあいさつをします。
わが家では「借りん」に掛けてかりんも欠かさず食べます。


1日は少しゆっくり出来たので、かまぼこの飾り切りをしてみました。
今年の干支の羊形です。

1月2日初売りの晩。
「お疲れ様でした」の意味ですき焼きを食べます。

早朝7時からの営業で疲れた体に美味しい牛肉が染みわたります。


1月5日。
親戚があいさつに来て、一緒に生菓子をいただきました。
和菓子が美味しいことで有名な飯田市。
その中でも特に評判の高い、飯田市本町の老舗和菓子店いとうやさんの上生菓子です。

毎日お餅や、正月に煮た筑前煮などを食べ続け、それに飽きたらレトルトカレー。
でも、やっぱり手作りの普通の食事が一番です。
6日の晩には久しぶりにワンプレート料理。
飯田地域では6日の晩に「6日のお年取り」をするのですが、わが家は『鶏』でお年取り。

鶏もも肉のガーリック照り焼きがメインです。

そして、本日の朝は七草粥をいただきました。


今年も素敵なお正月を過ごすことが出来ました。
皆さまも、良いスタートを切ることが出来ましたでしょうか?
新年の雰囲気は、確かにちょっぴり堅苦しさも感じますが気持ちが引き締まりますね。
この素敵な風習を持った日本が、地域がいつまでも続くことを願います。
今年も健康で頑張りたいと思います。

読んでいただいてありがとうございます。

こちらのWebサイトからは、当店の取り扱い商品をご覧になっていただけますのでどうぞ↓



商品入荷のお知らせや当店の近況をアップしているフェイスブックページです↓


地域のブログランキングにも参加しています。ワンクリックのご協力をお願いします☆↓
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 飯田情報へにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハリーです。)
2015-01-07 20:14:03
おせち料理って、場所によって全然ちがいますね。やっぱり、各々の家庭によっても違うだろうし、いろいろですね。「歯固め」なる風習は、初めて知りました。
ハリーさん☆ (sunny)
2015-01-09 10:24:10
こんにちは。
おせち料理などの風習は、本当に奥が深くて興味深いです。私は年末年始このフェイスブックページのタイムラインを見ながら過ごしました。↓
「お歳取りとお正月に何食べた?」
https://www.facebook.com/events/1571876436382280/
飯田市周辺だけでもこれほど特徴があります。全国のものを集めたら、すごい情報量になるのでは、と思います。

コメントを投稿