天国へ

ミモザの容態が急変。今朝、７時息を引き取りました。
昨夜まで元気でした。多少息遣いは荒かったけど、歯茎の血色、舌も綺麗なピンク色をしてました。
食欲もありおやつを催促する。おしっこもうんちも綺麗。

遠征で深夜帰ってきたオヤジ＆ひっきゅんも出迎えてビデオ鑑賞。
「ほら～～ミモザ、オヤジもひっきゅんも頑張ったよ。決勝行けたよ。
ナイススローだね。ミモザが走ってるときと同じスローだよ。
もう、大丈夫かも。ミモザ、安心しなさい。」って声をかけると。

キョトンって顔してみてた。時々、ワンワンって♪
その時も何も変わりないミモザ。遅くなって２時頃就寝。

朝方、５時半。ひっきゅんがモゾモゾしだす。その時、ミモザの呼吸が速くて苦しそう・・・
サークルから出てこない。立つ事も出来ないくらい。
６時ごろ、歯茎が真っ白。舌も白い。食欲なし・・・水はちょっとだけ飲んだ。

オヤジを急いで起こす「お父さん、ミモザ、ダメかも～～～」
バタバタして６時半。とりあえず、アニたん＆ひっきゅんのおしこだしに行ってもらった。

１０分ほどすると呼吸が危ない。舌は出したまま、瞳孔が開き始めた。
いよいよ危ない。
「おとうさ～～ん、早く帰ってきて。」って玄関に向かってありったけの声で叫ぶ。

５分もしない間にダッシュで帰ってきたオヤジ。
「アニたんがいきなり引き返すって。凄いスピードで走って帰ってきた」
ミモザが危なかったんだ。教えてくれたアニス。

５分くらい苦しがっていたけど。７時ちょうど。
皆が見守る中で数回深呼吸をして・・・息が止まった。



最後赤穂G1決勝ラウンドへ進んだオヤジ＆ひっきゅんの頑張りをビデオで見とどけた。
せめて決勝へ・・・入賞すればもっと良かったけど。
暗闇に入り込んで立ち上がれないオヤジだったから・・・決勝に行けただけでもOKです。
決勝ラウンド、最後の一投は今シーズン最高のスローにキャッチだったと思う。
ミモザもしっかりした顔でじっと観てました。もう私の出番は終わった。もう安心したかのような・・・
このスローを長岡でもやって欲しいと思ったのか？

でも、自分の体力が限界だって事がわかってたミモザ。
長岡は、遠い。６時間は無理がある。着いていっても皆を心配させちゃうと思ったのか？
自らピリオドをうちました。お昼から仕事のオヤジだったので皆いました。
私も仕事を休んだよ。皆に囲まれて幸せそうな顔で逝ったよ。



御前崎での引退試合。奇跡の１キャッチ。ニコニコ顔で頑張ったね。



それから約一週間、笑顔で過ごし可愛い可愛いミモザでした。
母の日にはとびっきりな笑顔をくれた。



「お母さん、おかえり。お仕事頑張ったねぇ～父さんとひっきゅんもうすぐ帰るね。嬉しいね」って
犬は、苦手だけど人間は大好き。
毎晩、私に添い寝してくれた。一番、家族の事を気遣うミモザ。
ありがとう。ほんとありがとう。言葉で言い尽くせないほど感謝してます。

応援ありがとうございました。