はっぷう抄

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くちぶえ番長

2017-02-23 16:33:19 | 日記
今日はお休みのはっぷうです( ´・ω・)ノ


今日は読書の日にしようと先日ブックオフで買った本を並べてみました

こちら



全部108円!!

お安い〜お買い得

ちょっと潔癖の娘に

「よく誰が触ったかわからないもの買えるね」

って言われながら

あ〜、そうね。これで1ヶ月くらいはもつぞ〜ってサラッと流す


潔癖の人って大変だわ〜

とか言いつつ、私も古着はダメだけど


本とかCDとかそう言うのはそこそこキレイなら良いじゃないですか…ダメですか?お嬢様? 笑


前にも書きましたけど

私は特に好きな作家さんていなくて

重松清さんは読みやすくて引き込まれるよって

教えてもらったので探してみました


面白かったよって言ってた作品も何冊かあったのですけど…

なかなかボリューミー

上・下巻になっているものだったり、結構分厚かったり


私のように気が向いたら本読むくらいのタイプにはちょっとハードルが高いのでないだろうか…


その中でかなり薄めの本を発見

『くちぶえ番長』

小学四年生と言う月間雑誌に連載されていたものらしい


あ…私にはこれくらいがきっとちょうど良い 笑



後二冊くらい何か…と棚を眺めていて目についた

太宰治『人間失格』

これはいつもの表紙買い

ちょっとカッコイイ


で、太宰治で思い出した

ミスチルの曲に『斜陽』と言うのがありましてね

機会があったら読んでみようかなって思っていました。


ちょうどありました。

新しいものを買ってまで読むってつもりでもなかったので

良かった


俗に言う文学作品というものに縁のない私です

太宰治なんて、教科書に載ってた『走れメロス』くらいしか知らない


いつもの如く中をサラッと読むのです

あ〜まぁ大丈夫かな



で、今日は何を読もうかな♪



せっかくオススメしてもらったから

重松清さんのにしよう♪


ここであれですよ、軽く中身に触れますよ


運動神経が良くて、正義感の強い女の子が転校してくるところからこのお話は始まります

最初の出会いはあまりよろしくない

そして同じクラスになる

クラスの中で色んな出来事がありながら友情(恋心)を深めていくわけですな


小学四年生くらいの時って

あ〜こんな感じ♪って思いながら読みました


とても良いお話でした

ちょっとキュンとするような


私は物語の主人公になるような子ではなかったですけど

なんだか昔を懐かしく思い出すような

そんな感じ


プロローグにこう書いてありました

そばにいた誰かと離ればなれになって、二度と会えないまま………
というのは、ほんとうに寂しくて、悲しい。

………中略………

マコトは、ある日とつぜん、ぼくたちの町にあらわれて、ちょうど一年後にまた姿を消してしまった。それっきり、いまどこに住んでいるのかもわからない。

あれから三十年以上の年月が流れた。

………中略………

マコトにもう一度会いたいなぁ、と思った。


おじさんになった僕は夢を叶えて今は作家だ

どこにいるかわからないマコトをさがす貼り紙を貼ろうと思う

マコトをさがす貼り紙は 一冊の本になる



これって、本当の話かしら?

だとしたらなんてステキ✨✨✨


『くちぶえ番長』という表題に惹かれて

マコトさんが手にとってくれて、読んでいてくれたら良いなぁ

なんて思った


小学四年生に連載された作品だから

尚更なのかもしれないけれど


とても読みやすくて、一日…いや、二、三時間か…

で読み終えてしまった


ストーリーはもうわかっているけど

でも、もう一回読もうかなって思う


そして…この作品を読んで思ったのです

私の事を懐かしく思い出して

会いたいなぁなんて思ってくれる人いるのかなぁって

ちょっぴりおセンチになりながら

私も会いたい人の事を思うのです