https://www.sankei.com/article/20220703-OBJ6ZGYUUJPIDPFLXTRLISU7LM/
岡山市長がこの問題の違法盛土場所へ
新市民会館、「岡山芸術創造劇場」建設残土搬入を認めた!
熱海土石流事故から一年、被害者組織が静岡市・熱海市への損害賠償請求へ。
この一年、盛り土事業者への損害賠償訴訟を提訴していた。その間、熱海市においては
100条委員会を設置して盛土に対しての事業者責任を中心に追及が行われてきたが
全く事の真相にはたどり着けないし、事業者責任への解明は行われることはなかった。
これだけの事故が起きなければ政府も各自治体もこの盛土の問題には触れることは無かっただろう。
しかし、事ここに至っても熱海の事業者責任、行政責任ははっきりすることは無かった。
では、なぜこんなに事の究明ができないのか?それは、行政が本来指導する立場でありながら
指導してきてなかったのだ、厳し言い方をいえば許認可庁が刀を抜けない機関に成り下がっているという事だ。
本来、今回の熱海にしても不正な盛土、不正な開発を行政が知りえていながら指導・行政措置を
文書で行っていないという事だ。指導の指示書、行政措置文書を切らない限り不法行為者(事業者)は
怖いものはないのだ。指示書を的確に切っていれば次の措置へ法的に行えるのだが最近の行政機関は
指示書が切れない体質に陥っている。
それは何故か、指示書を切ると事業者への利害損失が当然起こる(事業者が悪いのだが)、そうした時
事業者へ事業者損失の訴訟を起されるのを怖がる、面倒がる。そこで何が起こるかは、
事業者が違法盛土をしても、「今すぐは無理だから少しづつ復旧するから」という口約束で済ましてしまう。
指導協議(業者を呼んで指導する会議)してもその内容はあえて開示請求を逃れるため記録を残さない。
この体質がまさに大森岡山市政の体質である。
熱海の教訓を得て本来岡山市民の安心安全を第一としなければならない市長が写真のように
無届で森林伐採し、岡山市の盛土規制条例による届出なしでこれだけの盛土で谷を埋めている。
ある政治団体が現在抗議活動しているが全く是正措置すら行わず、調査中と逃げているという。
これから、3年前の大雨が予想される。なんの行動も起こさない岡山市、何故なのか?
それは簡単な理屈だ、再開発組合という民間企業から岡山市は250億でこの市民会館を買い取る。
本来、施工段階で知りえているのだから当然行政指導してもいいのだが来年の3月までに受け渡すという
3社協議書が存在するのでコンプライアンスの遵守など言っていられない。なりふり構わず不正行為を
見て見ぬふりしてきたのが大森岡山市長だ。
熱海の問題にしても結局、行政と事業者のなあなあの関係で事故を誘発し、その責任は誰も取らない。
27名の方の苦悩はこれからも続く、長い長い裁判で苦しむのは結局、被害者市民だ。
最初に掲載したHP、熱海市の被害者であり、市会議員さんの思いを岡山市会議員の皆さん、岡山市職員の皆さん、大森市長
あとで苦しまぬよう即刻この不法な盛土の撤去と復旧を求めましょう。
環境ファースト調査会