岡山市環境問題を告発!

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番外編 熱海復旧砂防工事、国交省が工事の意味!

2021-08-10 18:05:48 | 糾弾

熱海土石流 砂防工事を国交省が行うと発表した

001415874.pdf (mlit.go.jp)

そもそも、砂防指定地域は、国交省の指定だがその指定地域の管理、許認可は

砂防法によって各自治体に任されていた。そして、各自治体が砂防堰堤工事予算を

陳情に向かう先が自民党の砂防会館であった。旧建設省でもなく、国交省でもなかった。

現在はそうではない。砂防法での所管官庁は国交省だ。

しかし、だからと言って、なぜ熱海の砂防指定地域での土石流による逢瀬川地域の

復旧工事を国交省が出張ってやらなければならないのか。

という疑問がわいてくる。緊急だからと災害復旧だから??というが実は、

国交省が出張ってくるのには訳があるそうだ。

まず、今回、土石流で崩壊した砂防堰堤であるがこれは静岡県が工事した。

その砂防堰堤上流へ不法な残土処分がおかなわれる事によって簡単に砂防堰堤は

その役割を十分に発揮することなく崩壊した。それはそうだろう、静岡県の設計した土石量より

大幅に増量した盛土が土石流危険地域で一気に流れたのだから。

 じゃあ、静岡県が緊急復旧工事をすればいいのでは?と思うであろうが静岡県も熱海市も

この不法な残土、盛り土行為に対して何度も事業者へ指導していたようだ。しかし、指導が

徹底され実行されていない。そのまま、ずるずる、今日まで来た結果これほどの大災害となった。

当然、近隣住民の方々は、何度も行政に対して訴えていた。

 そこで困った静岡県は、国交省出身の副知事を国交所へ対応させ、緊急災害として対応してもらおうと依頼し、

国交省が崩壊した砂防堰堤の撤去、堰堤の設置、発生源の法面崩落個所の盛土の撤去を行うと発表した。

え?静岡県と国交省リニアで仲違いしてない?

そういえば、静岡県は、リニアモーター工事反対でJRと大分やりあっていてデットロック状態だった・

静岡県川勝知事は、トンネル工事の施工方法による湧水の減少をJR東海へ訴えた。

水の問題で国家工事のリニア工事を止めていた静岡県が水の管理行政をおろそかにした結果大災害に見舞われるとは皮肉な結果だ。

国へ自己責任を回避するために緊急と名のもとに復旧工事をお願いするとはよく言えたもんだな―と思ってしまう。

今後のリニア工事の進捗が早まるのを期待する。

 という話ではなく、この国の緊急復旧工事は、昨今各地で起きている。広島の西日本豪雨でも緊急災害復旧工事という名で国交省で行われた。

国交省職員が優秀なんだとからといのではなく

各自治体の失態が生じた中でその自治体が復旧すると矛盾が生じる行政失態を国交省がしりぬぐいするという

全く変な体制になってしまった。

 私たちが岡山市北区御津虎倉の産業廃棄物設置許可に対しての岡山市へいろいろな問題点を糾弾しているが何の

行政指導もしていない。

こんな時、熱海のような大害がこの地区で起きないとも限らない。この地区、熱海と同じ砂防指定地域、

また土石流出保護のための保安林で囲まれている。その上こちらは、砂防堰堤が2基作られているし。農業用ため池もある。

熱海以上の危険地帯だ。そこに岡山市は、産業廃棄物処分場の許可を許し、そこへ、高さ30mに及ぶ廃棄物を10万㎥以上

埋め立てるのだ。危険極まりないですよねー

 その上この業者は、砂防工事申請を出さず無許可で工事して現在岡山県の行政指導中だ。

大森市長、この場所再度検証しなくっちゃ!

市民の安心安全は、あなたの最初からの選挙公約でしょう

砂防指定地の森林を無許可で伐採してそのまま設置工事をして放置状態である。これを乱開発という!

その許可をしたのが大森岡山市長という不名誉にならないよう速やかな行政指導と検証を願う。

 

環境ファースト調査会