サイクリスト兼堀君のヘソ曲がりな人生ブログ

サイクリストと言いながら子どもを設けて以来6年、自転車に乗ってません。

腐敗・腐敗・腐敗・・・何から何まで腐敗・・・どこまで堕ちる この国

2012年10月19日 | 日記
この記事を見て憤慨しないアンタは生ける屍・・・


八木啓代のひとりごと
2012-10-18
【検察が舐められているんじゃなくて:腐りすぎてるんですよ!】
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-665.html

IPアドレス偽装なんて、ネットでちょっと検索するだけでもいくつでもツールが出てきますのに、警察も検察も、IPアドレスって、指紋とかDNAみたいなものだとでも思っていたんでしょうかね。

で、犯人の思い通りにチョロく引っかかって醜態さらしたというわけですが、それにしても、この件で、逮捕されて、冤罪なのに自白し、動機まで供述して、起訴されていた人が何人もいたという事実。

なりすまし事件、想定外が油断に 警察、被害者に自白強要か

これこそが、この国の、ストーリー捜査&人質司法の怖いところです。

警察なり検察が、民間人を犯人だと決めてしまえば、一巻の終わり、みたいな話ですね。

自分とこの公判部長なら、自分の職場で酒呑んで酔った挙げ句に、いくつもの駅で電車を止めまくって、最大15分も電車を送らせるような騒ぎを起こしておいて、(そして、その逮捕までの経過というのは、その前に7つもの駅で、同様の『ドアに何かが挟まって電車が発車できない』事態が頻発したために、あまりの悪質さにたまりかねた駅員に、動きを読まれて、ついに取っつかまったのが、あざみ野駅だったというわけですが)、逮捕された駅の件以外は「本人がやったという証拠がない」とかいう、超甘々な扱いで、ただの厳重注意処分です。
もっとも、その前に、もっと見え見えの偽造書類でも、「記憶の混同」で不起訴にしちゃったぐらいですから、最高検としても、職場で泥酔するまで呑んでようと、通勤中の皆様に多大なご迷惑をかけようと、もはや検事に示しのつけようもないんでしょうけどね。

それにしたって、こんなもの、どっちにしたって、普通の民間人なら、否定してたら、最低でも20日勾留だと思うんですけどね。なんたって、立派な偽計業務妨害ですから。まあ、刑法犯として不起訴だとしても、普通の会社だったら、ここまでのことやったら、注意だけでは済みませんわな。

で、要するに、検察官なら、
「記憶にありません」
と言えば、どんだけ露骨な状況証拠があっても、ろくに取調べもせず、裏も取らず、
「本人がやってないと言ってますから、やってないようです」
で済んじゃうようですが、民間人の場合は、もちろん、そうではありません。

ネットでちょっと調べるだけで、IPアドレスの偽装なんて、ちょっとスキルがあればできちゃうことぐらい判るんですけど、その程度の知恵を働かすことさえ惜しんで、IPアドレスだけを根拠に、何人も逮捕して、否認しているのを、勾留して、無理矢理自白させて、起訴立件していたと。
まあ、そういうことです。

というわけで、検察が暴走すると、上はクーデターまがいのことまでやってしまうし、下は下で、見境いなく、真っ当に暮らしている庶民に見境なく刃を向ける。まさに、起訴権限を独占しているだけに、なんとかに刃物みたいなことになってしまっているわけですね。

犯人に舐められたもなにも、お前らが腐りすぎてんだよ。

そういう検察に刃を向けられた悲惨なケースとして、私は、先日、この『400万企業が哭いている  ドキュメント 検察が会社を踏み潰した日』の被害者である朝倉氏の裁判の傍聴に行ってきたのですが、このケースも相当酷い。

この書籍は、書店で、私もかかわった『検察崩壊』(6刷3万部突破!)と並べて置いてあったので手に取ったのが最初ですが、まさに、検察改革の一貫としての組織改編で廃止が決定していた東京地検特捜部特殊直告2班が、潰される前に「花火を上げたくて」事件をでっち上げ、「粉飾決算は悪なのだから、100万社が潰れても仕方がない。大勢の人が路頭に迷っても、我々に関係ない」、と言い放ったという、もう相当にトンデモな事件です。

私もあちこちで何度も言っていますが、「起訴権限を持つということは、1人の人間やその周りの人たちの一生を左右することになる神の力」だということがわかっていない、あるいはわかっていて勘違いしているような連中が、まさに作り出した事件です。

ということで、朝倉さんを支援する会に、私も微力ながら、個人的に協力させて頂くことにいたしました。
皆さまにも、明日は我が身かも知れません。検察の暴走を食い止めるためにも、ぜひ、お力添えを頂きたいと思います。

詳細はこちらをご覧下さい。→朝倉亨さんを支援する会