Green;私の心の語らい

日々学んだこと、感動したことなどを、絵、文章、写真で紹介していきます。

時代の変化 いとをかし→とてもすてき

2013年03月20日 | 水彩画
先日、浦和へ淡彩画を観に行った。
そこで友人のFさんとの会話、「淡彩画をたしなむ者として、永山裕子さんの作品はいいですね」。
「永山裕子さんは、最近すごい人気ですよね」

彼女の絵は「すてき」。
重量感のある芸術性と言うより「すてき」という語が合う。
平安時代からの「わび、さび、いとをかし」から現代の若者は「いとすてき」を良しとしている?
永山裕子さんは、時代にマッチした画家なのかな?
彼女の素描展は女性客で一杯みたいだ。
作品を見ると細かく描いているようで実際は大胆な筆使い。
水彩の良さを十分に出している。
絵を見た瞬間に「ハッ」と心を奪われる。
重量感を求めていないので、見ていて疲れない…癒される。
これが女性に人気の理由なのでしょう。

最近は日展に行くと、水彩画と油絵は見分けがつきずらい…日本画もそう。
水彩画も日本画も、油絵に負けない強さを求める傾向を感じる。
少しボケの始まった私には、そう見えるのだが…。
私は近年、日展では油絵を主に見ている。
私だけがそうなのかも知れない。
水彩画独自のものを出すのは難しい。

水彩画はイギリスが本場…イギリスの水彩画家はスゴイ)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿