hir-taniの山と沢の日記

趣味の山と沢登りを中心に、ときどき雑談を・・・。

イドンナップ岳(1752m)~シュウレルカシュペ沢から

2010年07月14日 | 沢登り
7/10-11 雨くもり-晴れ シュウレルカシュペ沢から メンバー7人

この週末は、昨年林道が不通になってしまって行けなかった、イドンナップ岳へシュウレルカシュペ沢から沢詰めで行ってきました。
初日はあいにくの雨でしたが、夕方には雨は止み、翌日は天気回復の見込み&晴れ女のAさんがいるし、メンバーと相談して予定通り1泊での決行としました。3時間半ほど歩いて780m三股付近でテン場を開拓し、早速宴会に突入しました。今回ご一緒したKuさんが見事なたき火を焚き、酒類も豊富です。Y内さんのつくったシチュウはとてもおいしく、今度つくってみようかと。ほかにも途中で採ったタモギを入れた汁や山ジンギ(タモギ入り)など、これらをおかずに酒が進みます、また太って帰りそう・・・。






【1日目に通過した流れの数々】




【ちょっとした滝もありました】


【見事なタモギ・夕食のおかずに】

2日目は、やはり2日酔いに・・・。頭がガンガンしますが何とか少しだけ食い物をつっこんで出発です。
滝はそんなに難しくないのですが、2日酔いとシーズン実質1発目の沢とあって感覚が戻っておらず、調子があがりません。
Y内さんのグループはそれにしてもレベルが高い人たちばかり、調子があがらなかったせいもあるけどちょっとプロとアマの違いを感じさせる今回の沢行でもありました。
沢は前日とは違って滝が続き、どんどんと高度が上がっていきます。1300m付近で突然水が切れ、あとは枯れ沢を上がり新冠富士頂上へ。もうちょっとヤブこぎがひどいかなと思っていたのですが、Y内さんグループ、さすが沢のプロです、選択した沢筋は稜線からそんなに下がっていないところまで続いており、稜線からはわずか5分ほどで頂上でした。ここでもやはりレベルの差を感じてしまいます。










【2日目は滝の連続です】

新冠富士からは目指すイドンナップ岳がどっしりと構え、逆光でシルエットになってしまってはいたけれどポロシリから1839まで、ずらりと展望が。
イドンナップまではもうちょっとひどい道かと思っていたけれど、意外と刈り払いがされていて楽な道。
途中、所々稜線に突き上げている沢の源頭はどこもお花畑で、花のピークを迎えていました。
前方から、着いたという声が聞こえ、えっ早すぎない?と思ったけれどそこには標識が倒れていて確かに頂上であることがわかる。新冠富士から1時間20分ほどでした。
昨日の晩、今日はY内さんの誕生日ということが判明し、もってきたエビスとスーパードライで、誕生日おめでとう!カンパーイ。
雲が多いのは残念だけれど、奥深い日高のピークを楽しい仲間とゲットできて最高でした。
それにしても、ヤブに持って行かれた新品のGPS、悔しいな・・・。


【新冠富士からイドンナップ岳】


【途中の花畑にて花と戯れる2人】


【キンバイソウの群落・ヒダカキンバイかもしれない】


【稜線に突き上げる沢筋の源頭はどこも花畑】


【三角点ピークを過ぎ、本峰へ】


【本峰からカムイエク】


【標識は倒れていた】

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