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超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

大英図書館、19世紀の新聞200万ページ分をネットで公開

2009年06月21日 14時12分38秒 | Weblog
 British Library(大英図書館)は18日、19世紀に英国で発行された新聞200万ページ分をデジタル化し、「British Newspaper」としてインターネットで一般公開したと発表した。国立大英図書館のほか、JISC(Joint Information Systems Committee)、Cengage Learningの一部門であるGaleとの提携のもと実現したものだ。

 「The Graphic」紙と「The Penny Illustrated Paper」紙は全文を無料で閲覧できる。それ以外の新聞に関しては、100回までダウンロードできる24時間パス(6.99ポンド)、200回までダウンロードできる7日間パス(9.99ポンド)で購入できる。なお、検索は無料で行える。

 例えば、「The Penny Illustrated Paper」紙では、1861年に江戸・高輪で起きたイギリス公使館襲撃事件の報道などを読むことができる。

 今回デジタル化した新聞を読みたい場合、従来は大英図書館の読書室でハードコピーで読む必要があった。それがインターネットで一般公開されたことによって、19世紀に英国で発行された全国紙・地方紙合わせて49紙を世界中から読むことができるようになり、学者からアマチュア研究者まで門戸が開けたことになる。

データ重複排除アセスメントプログラムを無償で

2009年06月21日 14時04分32秒 | Weblog
シマンテックは2009年6月17日、「データ重複排除無償アセスメントプログラム」を発表した。

これは同社が、4月から限定企業向けに行っている「Veritas NetBackup PureDisk」による、企業のストレージなどに存在する重複データを測定するパイロットプログラムを公開するもの。

企業がストレージなどに保管するデータの重複率は50倍から500倍とも言われ、それがまた年々増加傾向にあるそうだ。重複データを排除するだけで、ストレージの使用率を低下させ、ひいてはコスト削減にもつながる。

シマンテックでは、この重複データ排除を Veritas NetBackup PureDisk のソフトウェアベースで提案する。

Veritas NetBackup PureDisk のアーキテクチャはクライアント型で、本番サーバーにクライアントを埋め込み、クライアントサーバーのファイルをセグメントに分割、PureDisk に保存されていないセグメントのみとファイル情報を転送するしくみ。

サーバー名、ディレクトリ名、ファイル名が異なる場合でも、同一セグメントの場合は転送されず、ファイル情報のみが転送され、これらのファイル情報は、PureDisk の MetaBase にメタ情報として記載される。

重複セグメントを転送しないことで、バックアップ時間を短縮、ネットワーク帯域幅を削減、ストレージのディスク容量を削減できる。

パイロットプログラムでは、物理サーバーに PureDisk を搭載したものをユーザー側のシステムに持ち込んでアセスメントを行っていたが、今回、プログラムの公開にあたり、PureDisk 仮想アプライアンスによるアセスメント、OS の標準スタックのみで重複データを測定する簡易プリチェックの、3階層でのアセスメントサービスを用意した。

説明を行った、同社プロダクトマーケティング部マネージャの石井明氏によると、重複データを排除するハードウェアベースのアプローチもあるが、ソフトウェアベースで行う利点は、データ送信側と連携、ネットワークの帯域幅を削減できるそうです。