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超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

17世紀の「魔法使いの壺」、ほぼ完全な状態で発見

2009年06月09日 18時37分24秒 | Weblog
イギリスでは、壺の中に尿と針を一緒に入れて壺を逆さにして土に埋めると自分自身の負のエネルギーを封じ込めることができるという「魔法使いの壺(Witch bottle)」と呼ばれる民間伝承が伝わっているが、17世紀に埋められたと見られるほぼ完全に近い魔法使いの壺が発掘されていたことが5日、英考古学会の専門誌「British Archaeology」に掲載された論文により明らかとなった。

この魔法使いの壺は世界標準時で有名なイギリスのグリニッジで2004年に発掘されたもので、X線断層撮影の結果、内部には尿と見られる液体と金属製のピンが封印されていることが確認されたため、改めて内部の物質の化学分析が実施。

約12ヶ月に渡る分析の末、内部に入っていた液体は300年前の人の尿であること、また、尿からはニコチンの成分が検出されるなど、300年前にその壺を埋めた「魔法使い」はかなりのヘビースモーカーだったことが判ったとしている。

これまで魔法使いの壺は200件ほどの発掘例があるが、内部に封印されたものがそのままの形で発掘されたものはこの壺が初めて。

英考古学会で当時の民間伝承を探る上での貴重な史料だとして、更に分析を進めている。

真似しないようにね…

Acerが「3D」ノートパソコンを発売へ

2009年06月09日 18時35分29秒 | Weblog
Acerは2009年10月にノートパソコン「Aspire」シリーズとして、3D表示できるノートパソコンを発売する意向であるそうです。

このノートパソコンは15.6インチの液晶ディスプレイを搭載しており、2次元のものを3D表示するためのソフトウェアがプリインストールされているとのこと。なお、3D表示するためには専用の眼鏡が必要。

また、Acerのモバイルコンピューティング部門の副社長であるCampbell Kan氏は、Windows 7のリリースに合わせて第三世代の低価格ミニノートの発売が予定されているとしています。

実物が気になりますね。

ローマ教皇庁代表がCERNを訪問、科学が何を解き明かそうが教会は恐れない

2009年06月09日 18時28分09秒 | Weblog
ローマ教皇庁を代表して、ジョヴァンニ・ラヨロ(Giovanni Lajolo)大司教(バチカン市長)は4日、欧州原子核研究機構(CERN)を訪問して大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を見学した。

 ラヨロ大司教はCERNで「全ての事象は神の御心の元にあるということを信じており、例え科学が何を解き明かそうが、教会は恐れることはない」とした上で「科学は信仰を支え、また、信仰は人間の可能性を広げる」「何者も科学の枠組みの中だけに人間の可能性を閉じ込めておくことはできない」とするスピーチを行った。

 CERNは今年に入ってからはトムハンクス主演のハリウッド映画「天使と悪魔(Angels & Demons)」とタイアップする形で、特設のサイトを開設し、ハリウッド的視点で科学と宗教を論じるプロモーション活動を行っていた。

 今回のラヨロ大司教のCERN訪問は、CERNによるこうした宗教を利用した自己宣伝活動に釘を刺す目的があったものとも見られている。

 今年の2月12日にはCERN本部で映画「天使と悪魔」ワールドプレミアも開催されていた。

DIYで作れる極小衛星『キューブサット』、は、NASAも利用

2009年06月09日 18時17分58秒 | Weblog
小型人工衛星キューブサット(CubeSat)に取り組む人々は、乏しい予算と限られた時間をやりくりし、ダクトテープと巻き尺を使って、1辺10センチ[重さ1キログラム程度]の立方体の人工衛星を作り、大規模ミッション用のロケットに自分たちの夢を便乗させる。泥臭くて安あがりな方法だが、その成果は、莫大な予算をかけたプロジェクトに引けをとらない。

キューブサット戦略を開拓したのは、スタンフォード大学の宇宙システム開発研究所(Space and Systems Development Laboratory:SSDL)だ。上に掲載したビデオでは、現在SSDLを率いているAndrew Kalman客員教授が、キューブサットが生まれた経過や制作法、重要性などについて語っている。

10年前にはアイデアにすぎなかったことが、現在ではきわめて低コストで宇宙にアクセスするための方法として、さまざまに利用されている。

[世界中の多くの大学や団体などがキューブサットを利用している。小型でまとめて打ち上げることが出来るので、1個あたりの打ち上げ費用が8万ドル程度になり、一般の人工衛星の打ち上げ費用と比べると非常に安価。日本ではこれまで、2003年の東工大や2008年の日本大などのほか、北海道内の大学関係者及び一般の技術者からなる開発チームによる北海道衛星プロジェクト(HIT-SAT)の例がある]

今や、米航空宇宙局(NASA)でさえこの構想を認めた。5月19日(米国時間)に『ミノタウロス1』ロケットを利用して打ち上げられた小型人工衛星『PharmaSat』は、NASAエイムズ研究所のプロジェクトで、高さが10センチで長さが30センチ。標準のキューブサットを3つ詰めこんだような大きさだ。

PharmaSatの小さな積荷は酵母菌だ。酵母菌を栄養液で培養したのち抗菌剤で殺す実験が、100時間かけて実施されることになっていた。宇宙環境で培養されたサルモネラ類の毒性は通常と比べて4倍強まったという研究がある(日本語版記事)が、体内に大きな菌類エコシステムを抱える人間が宇宙に行ったときにどういうことが起こるか、調査する必要があるのだ。[PharmaSatの目的は、菌の耐性化を研究することとされている]

PharmaSatはキューブサットの手法を一部採用してはいるが、より改良されている。NASAはPharmaSatプロジェクトに300万ドルを費やしたが、その大部分は、キューブサットの精度をNASAの基準にまで引き上げるためだった。

PharmaSatは、以前にキューブサットで実施された概念実証プロジェクト『GeneSat』から生まれたものだ。このGeneSatでは、小型人工衛星を軌道に乗せ、その中で微生物を効率的に培養し、生物学的変化の詳細な分析を実施できることが実証された。

「PharmaSatは、GeneSatの2.0バージョンとでも言うべきものだ。かなり複雑になっていて、より多くのバルブや各種流体、マイクロウェルプレートなどを扱っている。これは増強版のGeneSatなのだ」と、[GeneSatの責任者で、現在は]NASAエイムズ研究所でPharmaSatミッションの責任者を務めるBruce Yost氏は語った。

実験自体は100時間程度のものだが、酵母菌が死滅したあとも数ヵ月はデータを送信し続けられるということだ。

暗いガンマ線バーストは、なぜ暗いのか?

2009年06月09日 18時12分57秒 | Weblog
 本来なら宇宙最大の明るさを誇るはずの星の爆発現象が、まったく輝きを伴わないことがある。最新の研究によると、“暗いGRB(ガンマ線バースト)”と呼ばれるその現象は、宇宙のダストによるものである可能性が高いという。

 非常に大きな質量を持つ恒星は、寿命を迎え爆発する際にまばゆく輝く光を放つと考えられている。ガンマ線バースト(GRB)と呼ばれる爆発現象だ。通常のガンマ線バーストの場合、まず目に見えないガンマ線やX線のビームが放出され、その後数時間にわたって目に見える光が残光として輝きを放つ。

 しかし、大量のガンマ線とX線が放出されていても、目に見える残光がほとんど、あるいはまったくない(光学的に)暗いガンマ線バーストの存在も確認されている。過去数十年の間、天文学者たちはこの暗いGRBの謎に頭を悩ませてきた。

 これまでに有力な仮説が2つ提示されている。1つは、「GRBが宇宙の端で発生したため、宇宙の膨張の影響を受け、可視光の波長がスペクトルの赤外線部分にまで引き延ばされて見えなくなっている」というものだ。もう1つは、「爆発現象の周囲のダストが、可視光を吸収する一方でほかの放射線を透過させている」というものである。

 研究チームの一員でアメリカにあるカリフォルニア大学バークレー校のジョシュア・ブルーム氏は、「暗いGRBは、濃霧の中を航海しているときに灯台の光が見えずに霧笛だけが聞こえるようなものだ」と話す。

 2つの仮説を検証するため、ブルーム氏の研究チームはNASAの探査衛星スウィフトとカリフォルニア州にあるパロマー天文台の望遠鏡を使用して、暗いGRBが発生している銀河を捜索した。

 そして第1の仮説について、暗いGRBが宇宙の端で発生するのであれば、爆発源の星が属する銀河(母銀河)から放たれる可視光も同様に赤方偏移を起こし、光学センサーでは観測できないものになるはずだと推論した。

 ところが、14の暗いGRBを検証したところ、11の母銀河に属する恒星から可視光を確認できたという。

「これで、暗いGRBがなぜ暗いのか、その謎の大部分を解明できたと言えよう」と、研究チームの一員で同じくカリフォルニア大学バークレー校に所属するダニエル・パーレイ氏は話す。「暗いGRBの大半はダストによって可視光が吸収された結果だと考えられる」。

 ただし、母銀河の方を注意深く観察してみても、銀河そのものを覆うダストの量はそれほど異例とは言えない。つまり、暗いGRBは光学的な方法では検知できない宇宙塵雲(じんうん)に隠れているということになる。

 超大質量星はダストの多い領域で形成されると考えられており、今回の研究はこの考えにも合致する。暗くダストにまみれた宇宙の片隅には、いまだ知られていない数多くの星々の誕生と死が秘められているのかもしれない。

シロアリの駆除にブドウ糖派生物質

2009年06月09日 18時10分12秒 | Weblog
 ブドウ糖の派生物質に、シロアリの免疫システムを弱める効果があることが確認された。うまく利用すれば、シロアリは致死性病原菌に感染しやすくなり、効率的に撃退することができる。研究チームの話によると、これまでより安全面に優れたまったく新しい害虫対策が実現する可能性があるという。

「生分解可能で毒性もない、環境に優しい対策が求められていた」と、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で生物工学を研究している研究論文の共著者ラム・サシセクハラン氏は言う。

 今回の発見は、人体の感染防御機構をヒントに得られた成果だという。「免疫力の低下している人は、日和見感染症で命を落としてしまう」とサシセクハラン氏は説明する。日和見感染症とは、健康な人なら感染しないような病原体が原因で発症する感染症のことだ。

 驚くべきことに、シロアリに感染する病原菌はほんの数種類しかない。体内で特殊なタンパク質が形成され、それが抗菌薬の役割を果たしているからだ。このタンパク質は巣の中で体外に分泌され、病原菌の巣への侵入を防ぐことにも役立てられているが、このシロアリ側の感染対策についてサシセクハラン氏は、「コロニーの集団感染を防ぐ効果的な方法だ」と評している。

 しかし今回、GDLと呼ばれるブドウ糖の派生物質をシロアリに与えると、保護機能を持つタンパク質が形成されなくなり、シロアリがすぐさま病死することが確認された。

 アメリカでは、シロアリなどの害虫による作物や建物の被害が深刻化しており、その損害額は年間300億ドルに及ぶと推定されている。しかし対策を打とうにも、従来の害虫対策では環境や人体に悪影響を与える恐れがある。実際、今回の研究の予備調査では、昆虫の神経系を麻痺させる殺虫剤の散布とパーキンソン病の発症との間に因果関係があることが確認されている。

「この従来とは異なる手法が、害虫対策を変えるかもしれない。ターゲット以外に影響が及びにくく、毒性も弱い」と、サシセクハラン氏は研究成果の活用に期待を寄せている。安価に入手可能なこのブドウ糖の派生物質は、バッタやゴキブリといったほかの害虫の駆除にも使えるかもしれない。

脱け毛・薄毛の原因遺伝子を特定?

2009年06月09日 18時08分17秒 | Weblog
 抜け毛や薄毛の原因になる遺伝子を、日本の研究チームがつきとめた。この遺伝子が働かないと、毛をつなぎとめるのに必要なたんぱく質が減り、毛の表面がつるっとした形になって毛根から抜け落ちてしまうという。今後の新しい脱毛治療の糸口になるかもしれない。米科学アカデミー紀要に報告した。

 抜け毛や薄毛は様々な原因で起こる。男性ホルモンや加齢の影響が知られているが、今回は性別に関係ない。

 国立遺伝学研究所や慶応大のチームは、神経細胞に関係する「Sox21」という遺伝子の働きを、この遺伝子を人工的になくしたマウスで調べていた。すると、このマウスは生後15日ごろから脱毛し、全身の毛が抜けた後、再び発毛した。発毛するが、毛が非常に抜け落ちやすかった。

 電子顕微鏡で見ると、毛の外側の「キューティクル」部分で、ケラチンというたんぱく質が減っていることがわかった。キューティクルの表面はふつう、ウロコのような形で毛根にひっかかるようにつながっている。だが、このマウスでは表面が平らだった。

 Sox21やキューティクルは人の髪の毛にもあり、Sox21がうまく働かなくなると脱毛が起きるかもしれない。国立遺伝学研究所の相賀裕美子教授(マウス発生遺伝学)は「脱毛に悩む人の助けになる研究に発展させたい」と話している。

アスペラトゥス雲、ニュージーランド

2009年06月09日 18時07分47秒 | Weblog
 “アスペラトゥス”雲がニュージーランド南島の上空を進んでいる(撮影日不明)。アスペラトゥス(asperatus)はラテン語で「rough(荒い、粗い)」を意味する。この新種類の雲はいまだに謎の存在だが、専門家は“大荒れの”アスペラトゥス雲の下では、それまで安定していた暖かい空気と冷たい空気の層が強風によってかき乱されているのではないかと考えている。

 アスペラトゥス雲は、世界気象機関(WMO)の国際雲図帳で1950年代以来の新しい分類となるかもしれないと、雲を愛でる会(Cloud Appreciation Society)の創設者ギャビン・プレイター・ピニー氏は話している。

 国際雲図帳が前回増補されて以降、衛星画像の登場によって、気象学者は天候をより広い視野で見られるようになり、狭い範囲での雲の形成にはさほど注意を払わなくなっていた。しかし、「その流れが逆に向き始めている」とプレイター・ピニー氏は言う。これは、一部には天候変化の予測において小規模な雲は予測不可能と見なされているためだ。

ぞくぞくと、この雲の画像が出てきましたね。
前回紹介した記事よりも、鮮明に且つ不気味…
何か得体の知れない召喚獣でも出てきそうな雰囲気です…

新型ウイルス対応でインフルエンザ研究拡大

2009年06月09日 18時07分29秒 | Weblog
科学技術振興機構は8日、新型インフルエンザに対応し、2つの既存インフルエンザ研究プロジェクトを拡大、3-5年間で総額6億8,000万円の研究費を追加支給することを決めた。

河岡 義裕・東京大学医科学研究所教授を研究総括とするプロジェクトは、現在、インフルエンザウイルスに感染した際、宿主がどのような応答を示すかを研究しているが、研究対象に新型インフルエンザを加える。ワクチンや治療薬開発に重要なデータを得ることが期待される。また、新型インフルエンザウイルスがヒトとヒトとの感染を繰り返す中で高い病原性を獲得する可能性を想定し、遺伝子再集合と変異のメカニズムの研究を進める。

今回のメキシコで発生した新型インフルエンザウイルスは、遺伝子解析からヒト由来・ブタ由来・トリ由来の4種類のインフルエンザウイルスの遺伝子が再集合してできたことが分かっている。河岡教授らのプロジェクトには今後5年間で5億4,000万円の研究費が追加支給される。

喜田 宏・北海道大学大学院獣医学研究科教授、人獣共通感染症リサーチセンター長を研究代表者とする研究プロジェクトに対しては、現在研究中のインフルエンザウイルスの対象を拡大し、次期新型インフルエンザウイルスが出現した際に治療薬などの開発に活用できるモノクローナル抗体の提供を可能にする「抗体ライブラリー」の構築を目指す。

北海道大学には、現在、新型インフルエンザウイルスと同じA型の亜種144株が保管されている。喜田教授らのプロジェクトに対しては今後3年間で1億4,000万円の研究費が追加支給される。

厚生労働省によると、8日福岡市で4人の小中学生が新たに患者と確認されるなど患者の累計は436人となった。同日11時現在の集計では、このうち372人が治癒している。

画像スパムが再浮上、自動車大手の破綻やTwitter人気に便乗も

2009年06月09日 18時05分06秒 | Weblog
 セキュリティ企業の米Symantecは、5月のセキュリティ状況について解説したスパム動向報告書とフィッシング動向報告書を発表した。画像スパム再燃などの傾向について解説している。

 スパム動向報告書によると、電子メール全体に占めるスパムメールの割合は平均90%で推移した。画像スパムは全スパムの6.5%にまで増加。これに伴いスパムメールの平均容量も増えて10Kバイトを超すメールが14%に達し、1月の3%から大幅に増えた。

 内容を見ると、Twitter人気に便乗して個人情報を盗み出そうとする手口や、米自動車大手破綻のニュースに便乗したスパムが目立った。全スパムの91.7%が本文にURLを記載して商品やサービスを宣伝している。

 最近では、スパムやフィッシングに加担していたインターネットサービスプロバイダー(ISP)のPricewertが米連邦取引委員会(FTC)に摘発され、業務停止を命じられる事例があったが、これはセキュリティ専門家が力を合わせればサイバー犯罪に対抗できることを示す好例だとSymantecは指摘。ただし、2008年11月にMcColoが摘発された時ほどのスパム流通量の減少には至らなかったという。

 フィッシング動向報告書では、フィッシングツールキットを使って作成された詐欺サイトが42%を占め、前月の2倍に増えたと報告。英語以外のフィッシング詐欺サイトの減少、人気SNSの米Facebookを狙った新手のフィッシング詐欺の出現などについて解説している。

画像スパムって3~4年前に流行った手法ですね。
一時期、古い形態のスパム対策ソフトをすり抜けてしまったこともありました。