ボランティア活動の基本的な考え

あちこち引用がはいっています。自分もその通りだと思うので。

1 だれにでもできる
最初はなにもわからなくてもよいのです。先に始めた人が助けてくれるからです。

2 自分から進んでやる
「私にさせてください」という意思が大切です。依頼が来てからやる場合の他に、自分たちの考えのために機会を広げ、会の活動につなげます。

3 受けた仕事は責任を持って約束を守る
引き受けた以上はそれを優先し、一生懸命やりましょう。責任を持てないことは最初から申し出ないことも必要ですから、引き受ける前に確認をし、もしもあとで不都合があったときは会内部で調整します。不確かなまま引き受けた場合は、できるだけ早く確認します。

4 相手のためにやる
相手が良かったなと思ってくれることを、自分の喜びにします。
「神輿に乗る人作る人、そのまた神輿を担ぐ人」という言葉がありますが、ボランティアは担ぐ人で、お客様が乗る人です。乗って楽しめるように担ぐのです。神輿の周囲にウチワであおぐ人がいますが、これらもボランティアです。
 紙芝居の会では「演じるときは担ぐ人」「自分の出番が終わり見るときは乗る人」になります。付加価値(楽器の演出、トークなど)は「ウチワであおぐ人」で、乗っている人から見ると楽しく担ぐ人にも心強いのですが、その場限りの華やかさ気楽さで、担ぐよりウチワであおぐ方がよくなり、神輿が動かなくなるという欠点があります。会員がいつでも充分に担げる状態ならば良いのです。

5 社会活動である
気楽であることは、ある程度制限されます。特に訪問型ボランティアは、社会活動的な面が大きく、それは会内部にとどまらず、対外的な信用も得なくてはならないからです。情報は良いこと悪いことを含め、可能な限りでよいので正確なものを皆で共有し、事前に仲間や相手と確認をし、対等な立場で意見を言いましょう。活動が増えるにつれ雑用や調整がその倍に増えるので、皆の負担が増えるということを念頭において活動します。
 
6 生涯学習ボランティアは、学習と同時進行しながらのボランティアです。
芸を見せるボランティアが周囲の顰蹙を買いやすいのは、お客様や仲間に担がせて自分が神輿の上に乗りたがるからです。「自分が楽しみ、上手くなりたい」というのは「神輿を担いで楽しみ、担ぎ方が上手くなりたい」ということです。開かれた場所でボランティアとしてやるには基本学習が必要で、それをレクリエーションに生かします。

7 気楽にやる
以上を学びながら気楽にやります。紙芝居がなくても人は生きていけます。情報を知っている人も知らない人もいるという現実の中でやりますが、最初はなにも分からなくてよいのです。
そして1 に戻ります。
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