「新型のプリアンプが出来た。聴いてみないか。持って行く。」
と友人(オーディオでは師匠)から連絡がありました。
折角の申し出だったのだけれど、今、家は足の踏み場もない状態。
聴くのなら、良い環境で聴きたい。
迷惑と思ったけれど、「友人宅に押し掛ける」ことにしました。
友人宅での試聴風景
友人作のスピーカーシステムは漆塗り。漆は呼吸している。木との相性は抜群。「木工と漆」の匠の技なのです。
試聴室は広く、高さがある。理想的な空間です。
我が家がネズミ小屋なら、虎の住まい?位の差がある。
愛聴盤を持って行きましたが、音は「月とスッポン」位の差があるので・・・・割愛。
と言うか、音の良し悪し、好みをどう表現すれば良いのか分からない。
部屋も羨ましいけれど、
ベヒシュタインの木目を生かしたアップライトピアノ・・・・
良い音で聴くためには、調度品も含めた「空間」が重要なのです。
綿貫哲雄氏の「黄瀬戸の大ぶり急須」。やっぱり良い。
茶碗(墨炎二人展)#趣味・嗜好工芸品2021-08-26 05:00:18
友人のアンプは2段増幅に拘っている。
これまでその理由が分かりませんでした。
「ハウリングを起こさない」
「ハウリングが起きる?」
「アンプの増幅過程のハウリング」であることが分かりました。
直結回路にすれば位相回転は起きない。
コンデンサーを挟めば90度遅れる。トランスを挟めば180度遅れる。
「そうなんだぁ」程度の知識しか自分にはありません。
ノンNFBにすれば良いのだろうが、フラットには出来ないが。
自分が愛用している「300Bプッシュプル・メインアンプ」も2段増幅。
増幅率が小さく、入力感度が低い。
プリアンプで昇圧することが前提のメインアンプ。
全段差動300Bプッシュプル「メインアンプ」 2020-10-21 08:06:18 | オーディオ
兄弟機種に当たる。
こんところ、灯を入れていない。
足の踏み場を作って、たまには、真面目に聴いてみよう。
今回製作のプリアンプは真空管と半導体のハイブリッドアンプ。なのに、管球式プリアンプ
特許ではなく、「実用新案」にしたらしい。「特許」との違いは?
プリアンプの試聴はそっちのけで、
楽器の音域、人の可聴域、音の嗜好・・・・話はとめどがない。
友人は「良い音とは」をテーマに講演したことがある。
やはり「難題」だったらしい。
友人宅を訪問するには間があったので、「八幡様」に参拝しました。
近くを散策しました。