昨日気になる絵本を読みました。
窓から猫が入ってきて、赤ちゃんに語りはじめます。
大昔神様は動物を地球にお造りになった。
しかし、動物は要求のまま生きるので、成長がなく、お互いを思いやる
気持ちがないことを嘆いた神様は、考えることができる動物(人間を)を
お造りになりました。
考える事ができる人間ならば、いろんなことと調和し、成長し、地球を
作っていくだろうと思ったのです。
しかし、人間も争い合い、自然を破壊し、動物を虐待し、自分たちの事
だけを考えるようになってしまった。
今の人間たちは、将来の事を考えていない。
空気も水も汚れ、地球は荒れてしまっていると語ります。
赤ちゃんはびっくりして猫に聞きます。
「大人達は、いい環境を作って僕達を迎えてくれているんじゃないの?」
猫は赤ちゃんに、「大人達は今しか考えてない。これからの赤ちゃんは
今からいろんな事を考えていかなければいけないんだよ」と
赤ちゃんは、びっくりしながらも考えるのでした。
今の地球の事をあまりに人間の勝手な開発や、争い、地球の未来、
これからの子供たちの未来を思うと不安で仕方がない作者が、
それならば大人ではなく赤ちゃんに語るしかないと、そんな想いから
作ったもので、とても感慨深いものです。
地震後、原子炉の不具合が続き、想定外の事態がおきています。
便利で、安全性も確立されていると言われていた原子炉が、思うように
ならず、人々の安全を脅かしています。
「想定外の事態だ」では済まないのです。
原子炉の今の事態は天災ではありません。人災と言えるのではないで
しょうか?
温暖化や異常気象、私達人間は考えを改める時期なのかもしれません。