雨のち曇り。
昨日の講演会についてまとめます。
演題「荒凡夫について」金子兜太先生(88歳)。
金子先生は花鳥風月より、人間臭い句を好む。
一茶が好きで、
60歳の一茶が「荒凡夫」という言葉を書きとめている。
「粗野で平凡な男」と一茶は考えたと思うが、
金子先生は「自由で平凡な男」と捉える。
60歳まで欲の塊のような生き方をしてきた一茶。愚の生き方とも。
さて、しかし愚の生き方は止められず、
「平凡な人間として欲のままにするしかない。欲のままに生かさせてもらいますよ。愚のままに生きてゆくのをこれからも、お認めください」
文化文政時代(江戸時代)
江戸庶民の文化は豊かで知識もあった。
ありのままに生きているが、止めようとしたこともある。
若白髪で52歳で奥さんをもらう。
49歳で前歯もダメになる。
「花芥子のふわつくような前歯かな(一茶)」
翌々年、歯が全部抜ける。
「すりこぎのような歯茎も花の春(一茶49歳)」
50歳から51歳で抜け、65歳まで、歯無しで生きる…
晩年は欲のまま自由に生きる。人の迷惑にならないように。
欲をまぎらわすために別の欲を用意する(禁煙等)
運が無ければ代わりの運を探す。
「荒凡夫でいいんだ」一茶60歳。
開き直った…人生宣言、意思決定。
「ありのままで生きる」
開き直りが大事なことだと、金子先生は言う。萎縮したらダメ、開き直ること。
以上。
楽しいお話もあるのだが、文字にして誤解されるのも困るので…
これは私の器で書き留めたもので、金子先生と食い違う点もあるかもしれない…
ご了承ください。
昨日の講演会についてまとめます。
演題「荒凡夫について」金子兜太先生(88歳)。
金子先生は花鳥風月より、人間臭い句を好む。
一茶が好きで、
60歳の一茶が「荒凡夫」という言葉を書きとめている。
「粗野で平凡な男」と一茶は考えたと思うが、
金子先生は「自由で平凡な男」と捉える。
60歳まで欲の塊のような生き方をしてきた一茶。愚の生き方とも。
さて、しかし愚の生き方は止められず、
「平凡な人間として欲のままにするしかない。欲のままに生かさせてもらいますよ。愚のままに生きてゆくのをこれからも、お認めください」
文化文政時代(江戸時代)
江戸庶民の文化は豊かで知識もあった。
ありのままに生きているが、止めようとしたこともある。
若白髪で52歳で奥さんをもらう。
49歳で前歯もダメになる。
「花芥子のふわつくような前歯かな(一茶)」
翌々年、歯が全部抜ける。
「すりこぎのような歯茎も花の春(一茶49歳)」
50歳から51歳で抜け、65歳まで、歯無しで生きる…
晩年は欲のまま自由に生きる。人の迷惑にならないように。
欲をまぎらわすために別の欲を用意する(禁煙等)
運が無ければ代わりの運を探す。
「荒凡夫でいいんだ」一茶60歳。
開き直った…人生宣言、意思決定。
「ありのままで生きる」
開き直りが大事なことだと、金子先生は言う。萎縮したらダメ、開き直ること。
以上。
楽しいお話もあるのだが、文字にして誤解されるのも困るので…
これは私の器で書き留めたもので、金子先生と食い違う点もあるかもしれない…
ご了承ください。