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昭和特撮ヒーロー列伝「電子戦隊デンジマン」

2012-04-09 05:56:19 | 昭和特撮ヒーロー列伝
「東映戦隊シリーズ」第4弾です。

【放映】1980年2月2日~1981年1月31日

【話数】全51回(カラー)

【原作】八手三郎

【制作】東映

かなり派手なコスだった『バトルフィーバーJ』。
後番組の本作のコスは・・・地味・・・に見えた。
これって相対評価なんだ・・・と思う。

ヘルメットの形状は色以外基本同じだし。
スーツも色とストライプの本数違いのデザイン。
ピンクは辛うじてスカート状のものがありますが。


敵は異次元帝国ベーダー一族。
率いるは曽我町子氏演じるヘドリアン女王。
ヘドラー将軍に香山浩介氏。
ミラー(美川利恵氏)&ケラー(湖条千秋氏)。
バンリキ魔王(大前均氏)など魅力的な敵キャラたち。

3000年前にベーダー一族に滅ぼされたデンジ星
デンジマンの5人はそのデンジ星人の末裔である。
デンジ犬アイシーに選ばれてデンジマンとなったのだ。
今だったら「お父さん犬」ですな。

巨大戦のダイデンジンは前作同様「変形ロボ」である。
デンジタイガー搭載のデンジファイターが変形する。
このプラモデル持ってました。結構出来が良かった。

桃井あきらを演じた小泉あきら氏が人気。
素顔のヒロインへの注目度は彼女の功績。
ミスアメリカのような変身後もいいですけど。
今に続くスーパーヒロインの流れを引き寄せた。

防衛組織ではなく「血統」で選ばれたヒーロー。
これはいわゆる「運命の戦士」である。
ベーダーに滅ぼされたデンジ星人の血を引く者たち。
過去の復讐にも思えるが5人の戦士は「地球人」。

「地球をデンジ星のようにしてはならない」

地球に同じ「滅亡」という運命を辿らせない為の戦い。
過去の失敗を現在で繰り返さない。
負の歴史を繰り返させない為の戦いなのである。

このデンジ星やベーダー一族の設定は次作でも使用された。
デンジ姫やヘドリアン女王は『サンバルカン』にも出演した。

戦う意志を明確に持たないものが戦う運命を背負う。
それによって葛藤や成長を描くことができる。
「戦隊」の流れの1つを創り出した作品でもある。


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1 コメント

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・・・ (影の王子)
2012-04-10 23:50:17
個人的にはどうにもピンとこない作品。

DVDで劇場版を観て、
ピンクが緊縛されてるシーン
しか印象に残っていません。
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