(天下 家康伝)
日経夕刊の巻末小説
現在の小説は
火坂雅志さん作
天下 家康伝 だ
岡崎へ戻ってからの
苦悩する家康を書いている
日々興味深く読ませていただいている
今日の第346話
中々面白い描写があった
どのように人を動かせて天下をつかむか?
織田信長は「恐怖で人を動かした」
羽柴秀吉は「欲で人を動かす」
さて自分は・・・・?
信長が恐怖で人を動かしたというのは・・よくわかる
秀吉の欲で・・というのは
「羽柴秀吉は、飯を腹いっぱい食わせるといううたい文句で人を動かしてきた。 要するに人の前に利をぶら下げ、 -欲 をかきたてることで、そこから大きな力を生み出そうとしたのである。貧しい生い立ちから一代で這い上がってきた秀吉ならではの、生き残りの強烈な哲学である」
という書き方をしている
もっともだと思う
上手な言葉回しだ
よくこの三人の違いを時鳥で比べる
「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」
「鳴かぬなら鳴かしてみましょう時鳥」
「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」
その「鳴くまで待とう・・」が・・
この小説では
家康は何をもって人を動かすことにするのか?
その答えが出てくる段が今から楽しみだ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます