やらせではなかったのか？・・クローズアップ現代

☆　クローズアップ現代・・やらせ調査報告　☆

昨日ＮＨＫは、やらせがあったのではないか？というクローズアップ現代の問題について
調査委員会がその調査結果を報告した

問題の放送は、昨年の５月に放送された
「追跡　出家詐欺　狙われる宗教法人」というもの
この中でブローカーとして写されていた人が「記者に頼まれて架空の人物を演じた」と訴えて来たことにより発覚
ＮＨＫが調査委員会を結成して調べていた

昨日の報告では、
過剰な演出や事実関係の確認不足があったと結論づけていた
合わせて
架空の場面を設定して演技させるなどの「やらせ」はなかった
と報告していた

やらせには、いろいろなタイプが考えられると思う
ＮＨＫは１００％すべて作り上げるものが「やらせ」と定義しているらしい
だが・・半分事実であっても半分は作り上げるタイプの「やらせ」もやはり「やらせ」だと思う
ＮＨＫは、男性がブローカーかどうかの裏付け取材がされておらず「断定的に伝えたことは適切でなかった」と指摘していた
事前に設定されていた相談場面をあたかも隠し撮りのように報じたことも「社内ガイドラインを逸脱した過剰な演出」だったとも結論付けていた

ブローカーでない人をブローカーとしたこと、自分たちが設定した相談場面を偶然発見したとして隠し撮りしたこと・・いずれもいわゆる「やらせ」ではないか
半分は嘘っぽいけど、半分は本当だったから「やらせではなく過剰な演出でした」というのはあまりにも身内びいきだ

「伝えたいテーマはこれだ」・「このことの原因はこれだ」というように結論ありきの番組作りが良くないのではないだろうか
自分たちが決めた結論になるように番組を作っている
キャスターもゲストに対するインタビューで誘導質問していることがある

１００％本当のことでなければ・・たとえ１０％でも作った場面があれば・・それは「・や・ら・せ・」だよね～

報道機関は嘘をつかないでほしい