気持ちはわかるけど・・悲しい出来事ですね （哲学の木の伐採）

☆　観光客のマナーもあるけれど・・　　☆

北海道美瑛町の観光名所だった「哲学の木」
先日所有者が業者に依頼し伐採したとのこと
ニュースを見ていて複雑な気持ちになりました

ポプラの木が若干斜めに傾いていたから哲学の木って呼ばれていたそうだ
確かに広い大地に一本だけそびえるその風景はいい感じでした

伐採の理由はいくつかあったようだ
木が老いてきて倒壊の恐れがあり、農作物に被害が出るのが心配だった
また
訪れる観光客が増えた
中にはマナーの悪い観光客がおり、畑の中へ入ってくる
それも周囲のあちこちの畑に入り込んでは写真を撮る
駐車違反も気になったそうだ

それらの理由を聞いたときは、それくらいなら我慢できるのでは？
そう感じた
だが・・見ていてわかったことがある

所有者が一番怖かったのは・・『病害虫の被害だった』・・
外国からくる観光客の靴や洋服などに病害虫がいる可能性は・・ある
外国人だけじゃなく、我々国内から現地へ行く人もやはり持ち込むかもしれない

あの場所が野原のど真ん中とか街中とかならそこまで心配しなかったと思う
周りが農地だから・・病害虫が怖いのだ
ひょっとしたら過去にそういう疑いのある事件があったのではなかろうか？

農家にとっては・・見逃せないことだったのだろうと思う
伐採を一番悲しんだのは・・所有者本人だったのでしょう

残念だよな～